体育科では、子供たちの健やかな体と豊かな心を育成するために、計画的・継続的な指導を行っています。以下の3つの柱のもと、子供たちが生き生きと活動することができる授業を推進しています。
1,正課体育においては,各領域を偏りなく実施するとともに,児童の興味・関心を持続できるような
指導計画や学習方法を確立しています。
2、運動の日常化を図り外遊びを励行しています。休み時間には縦割り活動を通して,教え合い,
学び合いながら,体力や運動技能を高められるよう支援しています。
3、体力や運動能力の向上を目指すとともに,個性の伸長を目的として各種対外行事に向けた参加を募り,
体育的活動の充実をはかっています。
<具体的な取り組み>
1.定期的に体力向上推進を持ち,児童の実態を分析しています。つけたい力は何か,どんな指導法が適して
いるのか,学習資料などの検討をしています。新学習指導要領への移行を意識した年間計画に沿って指導
をしています。
2.自分自身ががんばったこと,力がついたことが分かるような学習カードや掲示物を作成し,運動に対する興味・
関心が持続できるようにしています。
3.相手と競い合う意識や耐え抜く力を育成しています。
4.運動量を確保しています。
・移動はかけ足で。
・無駄話をしない,話を集中して聞くということを徹底し,説明や指示に時間をかけないようにしています。
・毎時間,必ず全力走を数本取り入れています。(下学年:50M程度 上学年:100M程度)
(フォームを意識して走らせる)
・年間指導計画を調整し,器具・道具の準備や片付けに割かれる時間を削減しています。
5.複数学年で合同授業をしている点を生かし,T.T指導,能力別指導の充実を図っています。
6.休み時間にも運動・練習できる環境を整えています。
・体力コンテスト企画し,いろいろな運動にチャレンジできる場を設定しています。
・鉄棒補助具,セーフティーマットは毎朝設置しています。
・業間休みに,器械運動を中心としたトレーニング教室を開いています。
・新体力テスト前には,正しい試技の仕方を説明したり,記録会を開いたりしています。
7.家庭や養護教諭と連携し,偏食や食べる量など,食の面から指導をして望ましい体づくりを支援しています。
8.松山下公園を活用しています。