「けむりのきしゃ」や「
みすゞさがしの旅」と,国語の教科書に作品が掲載されている,矢崎節夫先生が船穂小学校に来校されました。
そして,全校児童の前で,金子
みすゞさんの詩「私と小鳥と鈴と」を中心にお話をしてくださいました。
・みすずさんの視点は,「私とあなた」ではなく,いつも「あなたと私」というように相手を中心としている。
・「みんなちがって,みんないい」は,「みんなちがうけど,みんないい」ではなく,「みんなちがうから,みんないい」である。
・みんなは,生まれてきただけで100点満点。お父さんやお母さんの宝物。
・できないことを嘆くことはない。できないことができるようになる楽しみがある。
・「わかる」ということは,できないことができるようになることだから,「わかる」の「わ」と「か」が入れ替わって,「かわる」ことである。
30分ほどの短い時間でしたが,印象深いお話をたくさんいただきました。
お礼の意味をこめて,低学年,中学年,高学年の3つにわかれて詩の朗読を披露しました。
その後,6年生が5年生の時に作った,金子みすゞさんの詩をプログラミングで表現したものをご覧になったり,図書室で本を借りている1年生とお話してくださったりと,子どもたちと交流してくださいました。