本日10月26日(金)10:00~本校多目的ホールにて、NPO法人トータルバランス療法リンパマスターの秋葉みどり先生をお招きし、第4回家庭教育学級「リンパセラピー」を行いました。
卓球部のみなさんに協力してもらい、多目的ホールに畳を並べて会場を作成しました。
保護者のみなさんは畳の上にヨガマットやタオルを敷いています。まず講義を受けました。
講師の秋葉みどり先生です。
リンパマッサージとは「体内に蓄積された老廃物や毒素を、リンパ液にのせて排出する」ことだそうです。血液は心臓というポンプのおかげで、40~50秒で体内を1周するそうですが、リンパ液は筋肉の動きなどによって移動するので、動きの速い人でも1分で数cmしか動かないそうです。リンパ液があまり動かないと、老廃物や毒素が処理されないままたまってしまうので、体にとってあまりよくないと教わりました。
学級生のみなさんはみんなしっかりお話を聞いています。
なお、リンパの流れが滞っている状態は、交通渋滞をイメージするとわかりやすいと教わりました。リンパは心臓に向かって流れ、最終的には腎臓に送られて毒素が処理されるそうです。リンパの流れの渋滞を解消するには、まず大元のつまりを取り除かないとなりません。はじめに手足など末端からマッサージしても、心臓まわりの流れが滞っていては流れないので効果が薄いとのこと。わかりやすいたとえに一同得心しました。
体には四大リンパ節があるそうです。①頸部リンパ節 ②腋下リンパ節 ③鼠けいリンパ節 ④膝下リンパ節 の4つで、心臓から近いところからリンパを流します。
まずは鎖骨と頸部リンパ節からマッサージを始めました。
その後、顔→胸→腋下リンパ節→腕→手→指先→おなかと進んで・・・
鼠けいリンパ節から太ももへ→膝下リンパ節→ふくらはぎ→足→指へ。
一通り流し終えたら、自分だけではできない、背中のリンパマッサージ。
軽く優しく、手のひらを使ってリンパの流れを良くします。学級生のみなさんから「もう寝ちゃいそう」の声が上がっていました。
最後はリンパマッサージではなく、手のマッサージです。
先ほど背中のマッサージをした2人組で・・・
手をもみほぐします。
今度は手の甲。タオルを巻いて、カレールーを割るように少しギューッともみほぐします。
お互い手を取り合ってマッサージするなか、自然と会話が弾み、ほころんだ笑顔が見えました。
2時間弱があっという間に過ぎました。講師の秋葉先生のご指導に、学級生から自然と感謝の拍手があがりました。ありがとうございました。
教頭も初めての体験でしたが、とても気持ちが良く、時間の流れが速く感じました。リンパセラピーのファンになりました。みなさんもぜひ、身近な人とリンパマッサージしてみてはいかがでしょうか。