5月20日(月)から3週間、本校卒業生で大学4年生の加藤先生が、理科の教育実習にきています。本日6月6日(木)4校時、2年B組は第1理科室で、加藤先生の教育実習の集大成となる精錬授業を受けました。その様子を写真で紹介します。
授業が始まりました。
銅粉を加熱して酸化銅を作り、その質量の変化に規則性があるか考える授業でした。
まず、予想を立てます。銅の質量を変えると、化合する酸素の質量も変わると予想した生徒が大半でした。
安全について、注意事項を聞いた後、いよいよ実験開始です。
ガスバーナーにマッチで火をつけて・・・
加熱します。色が赤茶色から徐々に変わっていきます。
黒くなりました。
3分間加熱した後、冷やして熱を取ります。
粗熱を取ったら、はかりにかけて、質量の変化を計測します。
何グラムになったでしょうか?
ここから上皿の重さを引くと、酸化銅の質量が出ますね。
精錬授業ですので、多くの先生方が授業の様子を見に来ています。生徒のみんなはそれほど緊張せず、実験結果をワークシートにまとめています。
2Bをだいたい4人1組の7班に分けて、それぞれ銅の質量を少しずつ変えて実験しました。7種類の実験結果が出ています。それを班ごとに発表してもらい、全員で共有します。
班の代表が発表した実験結果を、順番に記入していきます。
こんな結果が出ました。どうやら、規則性がありそうです。
6つのグループは、加熱した後質量が増えました。しかし1つのグループだけ、加熱した後の方が、質量が減ってしまいました。この結果も、実験データとして無視はできません。次回の授業で規則性を考えるときに、考えの中に入れていきます。
他のクラスの授業にもおじゃましました。
2Aは数学でした。
連立方程式を解いています。少人数指導により、1クラスを同人数の2つに分けています。こちらでは、小池教諭が加減法での解き方を指導していました。
こちらでは、修学旅行引率で不在の染谷教諭に代わり、佐藤教諭が連立方程式の解法を指導していました。
2Cは英語。
こちらも、修学旅行引率で不在の米井教諭に代わって松本教諭が、間近に迫った定期試験対策を指導していました。
1Aは英語、野原教諭とALTのジェームズ先生の授業。
ジェームズ先生の範読に続いて、英文の発音を練習していました。
1Bは音楽科、吉田教諭の授業。
アルトリコーダーの運指法について、勉強していました。
1Cは美術科、柳澤教諭の授業。
レタリングでかっこよく、自分の名字をデザインしていました。
暑さに負けず、しっかり授業に取り組んでいました。日々がんばっていますね!