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令和5年度 学級編成
8学級(うち特別支援学級2学級) 
全児童数 86名
 

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〒270-1605
 千葉県印西市平賀1161−2

【アクセス】
 京成酒々井駅から ちばグリーンバス 学園台行,印旛日本医大駅行 学園台前下車 徒歩5分

 印旛日本医大駅から ちばグリーンバス 京成酒々井駅【西口】行 学園台前下車 徒歩5分
 

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日誌

校長室より
12345
2019/03/22

修了式~困難を乗り越えたところに成長はある~

Tweet ThisSend to Facebook | by:担当1
 おはようございます。
 今,皆さんの代表の人に「修了証」を渡しました。これは,一年間で学習すべきことをすべて学び終えたということです。つまり,一年分のできるようになったこと,わかるようになったことが皆さんの中にあるということです。一年間で学んだことは,「かしこい子」になるということだけでなく,「やさしい子」になること,そして「たくましい子」になることです。
 「やさしい子」「かしこい子」「たくましい子」になるためには,楽しいことや楽なことばかりやっていたのではダメで,困難や試練,辛いことや苦しいことに頑張って立ち向かい乗り越えなければなりません。逃げずに頑張り通した人は,大きく成長したのではないでしょう。

 お友だちと仲良く活動するにはどうしたらよいのか悩んだり,決まりや約束を守るように努力したりすることはとても大変なことですが,逃げずに立ち向かった人は「やさしい子」へと成長しました。
 授業中に一生懸命に取り組んだり,宿題などの家庭学習をさぼらずに頑張ったりすることはとても大変なことですが,逃げずに立ち向かった人は「かしこい子」へと成長しました。

 規則正しい生活を心がけたり,運動をいっぱいしたり,難しいことでもあきらめずに取り組み続けることはとても大変なことですが,逃げずに立ち向かった人は「たくましい子」へと成長しました。
 大変だなーと思うことに逃げずに立ち向かい,乗り越えたところに人としての成長があるのです。皆さんは,この一年間よく頑張り次の学年に進むのにふさわしく立派に成長してきました。皆さんの頑張りはとても素晴らしいものですが,それを支えてくださっているお家の人や先生方がいることもけして忘れてはいけません。今日の修了式は,自分の頑張りに誇りを持ち喜ぶと同時に,まわりで支えてくださっている方々に感謝する日としてほしいと思います。


10:08
2019/03/15

第29回卒業式~式辞~

Tweet ThisSend to Facebook | by:担当1
 厳しい冬が来れば、暖かい春はすぐその隣にあります。卒業を迎える今、草木が芽吹き、色とりどりの花が咲き競い、まさに希望に満ちた春の訪れのときです。
 このよき日に、多数のご来賓の皆様、保護者の皆様のご臨席を賜り、ここに第二十九回卒業式を挙行できますことを、心より厚く御礼申し上げます。
 さて、卒業生の皆さん。平賀小学校での六年間は皆さんにとって、かけがえのない学びの時間であったことと思います。厳しく叱られたこと、こぼれるほどの笑顔で褒められたこと、友だちと喧嘩したこと、仲間と力を合わせて一つのことを成し遂げたこと、どれもが皆さんが成長するための貴重な経験だったのではないでしょうか。
 皆さんは、平賀小のリーダーとして、集団の登下校や縦割り活動など、在校生の良きお兄さんお姉さんとして、明るく声をかけて助けたり、教えたり、時には一緒に遊んだりと、やさしさあふれる行動をしてくれました。また、学習では、落ち着いた態度で、できるようになろうわかるようになろうといつも真剣に授業に臨んでいたかしこい姿は平賀小の良いお手本でした。朝や放課後の陸上練習などでは、苦しくても粘り強く立ち向かい心も体もたくましく成長しました。
 そして、本日晴れて平賀小学校での六年間の学びを終えて、「やさしさ」、「かしこさ」、「たくましさ」を身につけたことを証明する「卒業証書」を手にした卒業生の皆さん、ご卒業本当におめでとうございます。
 朝目覚めると、優しく柔らかな春の陽ざしが射し込み、小鳥のさえずりが聞こえ、家族やお友だちと爽やかな挨拶を交わす。卒業の日の今日は、そんな素敵な朝を迎えたのではないでしょうか。
 皆さん想像してみてください。ある日突然病に侵され、目が見えず音も聞こえない漆黒の闇の中で、助けを求めようとする声も出せない、そんな朝を迎えた少女がいました。彼女の名前は、ヘレン・ケラー。図書室にも彼女の伝記が置いてありますから、読んだ人もいることと思います。ヘレンは、小さな頃の病気で目が見えなくなり、耳が聞こえなくなり、話もできなくなりました。しかし、想像を絶するようなすさまじい努力を払って、手話を覚え、英語の読み書きを学び、話すこともできるようになり、ついにはラドクリフ大学(現在のハーバード大学)への入学も果たし、世界各地で障害者の教育や福祉の発展のために活躍した「奇跡の人」です。日本にも三度訪れ、身体障害者福祉法の制定に大きな影響を与えました。絶望的とも思えるとても大きな困難を乗り越えることができたヘレンは、「もしもこの世が喜びばかりなら、人はけっして勇気と忍耐を学ばないだろう」と述べています。人生は、嬉しいこと、楽しいことばかりではなく、苦しいこと、辛いこともたくさんあるのです。そして、苦しいこと、辛いことなどの困難を乗り越えることで、私たちは優しさと賢さと逞しさを身につけていくのです。さらに、ヘレンはこうも言っています。「自分でこんな人間だと思って諦めてしまえば、それだけの人間にしかなれません。」、「はじめはとても難しいことも、続けていけば簡単になるものです。」、「勇気をもって挑むか、棒にふるか。人生はどちらかです。」と。
 また、日米通算で四千三百六十七本のヒットを打っているイチロー選手も、打率が三割二分二厘ですから、実に九千百八十一回は凡退していることになります。多くのヒットを打った陰にはヒットの数の二倍以上も失敗しているのです。成功の陰には多くの失敗がつきものだということです。凡退するたびに、なぜ失敗したのかを振り返り、改善してまた次の打席に立つ、この繰り返しが成功を生んでいるのです。
 何事にも勇気をもって挑み、忍耐強く続け、卒業生が、未来に描く夢や希望をかなえることを私たち平賀小の教職員は心からお祈りしています。
 保護者の皆様、お子様のご卒業、誠におめでとうございます。小学校生活六年間。その中に、語り尽くせぬ多くの喜びと、多くのご心配やご苦労があったことと思います。お子様に注がれた溢れるほどの愛情が、ここに実を結び義務教育の第一段階を終えられたことを、改めてお祝い申し上げます。そして、この六年間の長きにわたり、本校の教育活動に対しまして、ご理解とご協力をいただきましたことに、感謝申し上げます。
 それでは、卒業生の皆さん、名残は尽きませんが、いよいよお別れの時が迫ってまいりました。皆さんが「やさしく」、「かしこく」、「たくましく」成長し、未来が夢と希望で輝くことをお祈りして、式辞といたします。

 

平成三十一年三月十五日

印西市立平賀小学校長 逆井俊彦

 



13:09
2019/03/01

6年生を送る会~校風を受け継ぐ~

Tweet ThisSend to Facebook | by:担当1
 皆さん,こんにちは。
 今日の6年生を送る会のために,1~5年生は,何日も前から一生懸命に準備したり練習したりしてきました。これまでお世話になった6年生への感謝と卒業への祝福の気持ちがこもった素晴らしい発表ができました。6年生のために,ありがとうございました。
 さて,6年生の皆さんは,あと2週間で6年間の平賀小での生活が終わります。この6年間には,嬉しいこと,楽しいことばかりではなく,苦しいこと,辛いこともたくさんあったと思います。苦しいこと,辛いことは避けて通りたいところですが,どの経験も皆さんを大きく成長させることになったはずです。今日の各学年の発表を観ていて,6年間のさまざまな経験が頭に浮かんだのではないでしょうか。入学したときは手をつないでもらっていた皆さんが,今は手をつないで導いてあげる方に6年間で大きく成長しました。
 平賀小には,979人の卒業生がいます。そして,979人の先輩達が築いてきた学校の雰囲気,やさしさと誠実さが象徴する「校風」があります。それは,「あいさつの笑顔が光る平賀小」と言うように,あいさつや笑顔が似合う素直な心をもった子どもがたくさんいることです。人には得意不得意がありますが,お友だちのそれぞれの特性を受け入れることができる広い心をもった子どもがたくさんいることです。上学年が下学年の子を気遣いお世話したり,周りに困っているお友だちがいると思いやりのある声かけをしたりできるやさしい心をもった子どもがたくさんいることです。授業はもちろん運動や行事など,何事にも一生懸命に取り組む直向きな姿勢,誠実な姿勢をもった子どもがたくさんいることです。この素晴らしい「校風」をしっかりと受け継ぎ,発展させてきた今ここにいる6年生は,980人目から999人目の平賀小の立派な継承者です。6年生の行動の一つ一つが,平賀小学校の歴史と文化を創る大きな力となっていました。

 6年生の姿は,1年生から5年生にとっては,素晴らしいお手本であり憧れでもあったのではないでしょうか。登校班やクラブ,委員会,縦割活動などでは,6年生に教えられたり,助けられたりしたこともたくさんあったのではないでしょうか。「後のことはわたしたちが立派に引き継ぐので安心してください。」これは5年生の気持ちですね。「もうお兄さん,お姉さんがいなくても一人で何でもできるようになりました。」これは1,2年生の気持ちですね。「上学年として,自分のことだけでなく平賀小に集うみんなの役に立つように頑張ります。」これは3,4年生の気持ちですね。「名残は尽きませんが,今日から平賀小のことは1年生から5年生に任せたよ」これは6年生の気持ちですね。

 これからは,卒業生は中学校,在校生は平賀小と,生活の場は変わりますが,それぞれの場所で皆さんが頑張って成長していくことを期待しています。

 



15:27
2019/02/08

入学説明会~挨拶~

Tweet ThisSend to Facebook | by:担当1
 おはようございます。
 みなさんの平賀小学校への入学を歓迎いたします。
 現在,平賀小への入学予定者は,男子が8名,女子が7名の計15名となっております。全校では今年度112名のところ,来年度は8名少ない104名となる予定です。
 平賀小は,平成2年に印旛村立六合小学校より印旛村立平賀小学校として分離・開校し,平成22年の市村合併により印西市立となりました。みなさんは,第30回の入学式となります。11月には創立30周年記念式典を実施する予定です。一昨年には普通教室のエアコン設置,昨年にはトイレの洋式化の工事が完了しています。
 平賀小では,子どもたちが大人になったときに,社会の中でたくましく生きていけることを願って教育活動を計画し実施しています。21世紀をたくましく生き抜くためには,受身の姿勢ではなく,自ら積極的に物事に取り組んでいく自立的な行動と周りのみんなで知恵と力を合わせて物事を解決していく協働的な行動が特に重要であると考え,「自立的,協働的に行動できる人を育てる」を学校教育目標としています。そして,自立的,協働的に行動をするためには,思いやりがあり,正しい行動ができる「やさしさ」,よく考え,表現し,自ら意欲的に学ぶ「かしこさ」,健康で,粘り強い「たくましさ」が必要です。そこで,目指す児童像として,「やさしい子」「かしこい子」「たくましい子」を掲げ,子どもたちの支援・指導にあたっているところです。
 平賀小に通う子どもたちはみんな,できるようになりたい,わかるようになりたいという向上心をもって登校してきます。本校は,一学級15名から23名の少人数学級のメリットを生かし,一人一人の子どものできるようになりたい,わかるようになりたいという思いに応えられるように,きめ細やかな指導・支援を心がけています。一人一人の子どもが生き生きと活動し,持てる力を最大限に伸ばしていきたいと思います。「今日も頑張るぞ。」と意欲をもって登校し,「今日はこんなことができるようにわかるようになった。」と学校での学びに満足感や達成感をもって下校できるようにしていきたいと思います。そのためには,保護者の皆さんと学校が共通の認識をもって,子どもたちを育むことがとても大切です。今後ともご理解とご協力のほどよろしくお願いします。


11:36
2019/02/04

鬼戦隊5レンジャー~鬼退治をしよう~

Tweet ThisSend to Facebook | by:担当1
 おはようございます。
 23日は,・・・節分ですね。「鬼は外,福は内」,家族そろって豆をまき,自分の歳の数だけ豆をたべることで邪気を払います。また,節分の夜には鬼が家に入ってこないように鰯の頭や柊の葉を玄関に置きます。鬼が入ってこないように守るのではなく,桃太郎や一寸法師のように鬼を退治したヒーローもいます。
 鬼の正体は2種類あります。一つは,鬼ヶ島や都で暴れ桃太郎や一寸法師と戦った恐ろしい姿をした鬼です。もう一つは,女性の嫉妬や恨みが変化した般若のように人間の恐ろしい心を鬼にたとえた想像上の鬼です。みなさんが豆まきをして追い払うのは邪気という悪い心ですから,人間の恐ろしい心をたとえた鬼の方です。
 鬼といえば,赤鬼や青鬼は有名ですが,実は,他にも黄色や緑に黒の鬼までいます。レッド・ブルー・イエロー・グリーン・ブラック,まさに鬼戦隊5レンジャーです。赤鬼は,もっと欲しい,もっともっと欲しいという人間の欲深い心の象徴です。青鬼は,ムカつく,腹立つ,イラッとするといった怒りや憎しみの心の象徴です。黄鬼は,わがままな心の象徴です。緑鬼は,なまける心の象徴です。黒鬼は,疑い深い卑しい心の象徴です。人間であれば誰しも持ったことがある感情でしょう。あなたの心には何色の鬼が棲んでいますか。2月3日の昨日,節分で豆まきをして,心の内に棲んでいる鬼を退治して,今日のみんなは,悪い心である「邪気」のない「無邪気」な人になっているはずですね。
 

 また,今日2月4日は立春です。暦の上では春となりますが,一年で最も寒い時期なのです。寒いときは温かくなりたいですね。ストーブやエアコン,カイロ,これらは身体が求める暖かさですが,季節を問わず私たちの心は身体以上に常に温かさを求めています。それは人のぬくもり,温かい心です。1月に保健室で“笑顔になるとき”を募集しました。笑顔は,人の心を明るく温かくします。周りにいる人たちが笑顔でいると自分の心も明るく温かくなります。「笑う門には福来る」と言うように,自分が笑顔をつくるだけでも心に棲みついた鬼は退治されて,心は明るく温かくなるのがわかります。ブスっとしているのは,ブスっとしたくなることを考えているからです。落ち込んでしまうのは,落ち込んでしまうようなことを考えているからです。このとき,心の内に鬼が忍びこんでくるのです。心が明るくなること,温かくなることをいつも考えて,笑顔でいることは,心の入口に鰯の頭と柊の葉を置いて豆をまくようなものです。
 校長先生は,毎日平賀小入口の信号のところで,みなさんの登下校を見守るようにしています。「おはようございます。」「さようなら。」と笑顔であいさつしてくれたり,手を振ってあいさつしてくれたり,ハイタッチしながらの人もいます。そうすると,自分がみんなの仲間の一人として認められたような安心感がわいてきます。一言のあいさつ,もうそれだけで校長先生の心は温かくなります。寒い季節,心はポカポカで,心の内に棲みついた鬼がいなくなるのを実感します。まさに笑顔やあいさつは,豆まき以上に鬼退治の効果がありそうです。笑顔とあいさつで身体も心も元気に過ごしていきましょう。

10:09
2019/02/01

長縄跳び大会

Tweet ThisSend to Facebook | by:担当1
<開会式>
 おはようございます。
 先週1月25日の縦割り班の長縄跳び大会では,高学年の児童が縄に入るタイミングを教えたり,跳びやすいように縄を回したりして,低学年の児童が跳ぶのを助けていて,さすがお兄さんお姉さんだなと感心する場面がたくさんありました。全員が一生懸命に跳んでいて,どの班も素晴らしい団結力で練習の成果を発揮して,たくさん跳ぶことができました。
 そして,今日は学年の長縄跳び大会です。1月15日から今日までの約3週間の頑張りを3分間に込めて,みんなで力を合わせて,よく考えて作戦を立てて,最後まであきらめずに跳びましょう。発気用意,残った!です。頑張りましょう。 


<閉会式>
 みなさんお疲れ様でした。
 元気のよい掛け声が体育館に響き,縄跳びの得意な人も苦手な人も,みんなの気持ちが一つにまとまって縄を跳ぶ姿は,各学級の団結力の強さを感じるものでした。敢闘賞は前回の記録を上回ったというもので,すべての学年が受賞することができました。これは,みなさんが日々成長しているという証ですね。3年生と5年生は新記録となりました。二つの学年で新記録が出たのはとてもすごいことですね。実は,2年生もあと2回で新記録でしたが残念でした。この悔しさが,明日の大きな成長につながるのです。
 みんなで力を合わせて目標に向かって頑張っている時は,とてもわくわくした時間だったのではないでしょうか。そして目標が達成できた瞬間の喜びは,それはそれは大きなものだったと思います。たとえ目標が達成できない場合でも,頑張って跳んでいる時はとても充実した時間だったのではないでしょうか。低学年の中には,最初は上手に跳べなくて,頑張って練習して今日跳べるようになった人もいますね。逃げずに頑張れば,大概のことはできるようになるものです。自分の頑張る力に自信をもって,これからも何事にも勇気をもって挑戦してほしいと思います。
 
 縦割り班や学年の長縄跳びを通して,「高学年が低学年を上手な子が苦手な子を思いやるやさしさ」,「どうしたらたくさん跳べるようになるのか知恵を出し合うかしこさ」,「あきらめずにねばり強く練習するたくましさ」をたくさん見ることができて,校長先生はとても嬉しい気持ちになりました。どうもありがとう。
 保護者の皆様には,最後まで参観して応援いただきありがとうございました。今年度も残り2カ月を切りましたが,学校は最後の最後まで,できないことができるようになるように,わからないことがわかるようになるように,子どもたちを支援・指導してまいりますので,変わらぬご協力をお願いします。


11:35
2019/01/11

避難訓練~講話~

Tweet ThisSend to Facebook | by:担当1
 2018年を代表する漢字は,「災」でしたね。地震,台風,豪雨,猛暑などの災害が多く起こった年でした。災害で亡くなった方もいるわけですが,皆さんは幸いにもこれらの災害に見舞われることなく今日も元気に生活できています。これは,地震や台風,豪雨がたまたま平賀小ではなかったというだけで,2019年は平賀小に災いが襲ってくるかもしれません。
 いつ,どこにいても,とっさに避難できなければなりません。身の安全を確保するためにはどのように行動すれば良いか,一瞬で判断できるように今年度も何回も訓練してきました。
 今回は,地震と火災を想定しての訓練でした。地震は「落ちてこない,倒れてこない場所を見つけて(通常は机の下)素早く身の安全を確保する]ことです。昨年9月の大阪北部地震では倒れてきたブロック塀の下敷きになり小学4年生が亡くなるという悲しい事故がありました。また,先週の3日には熊本で震度6弱の大きな地震がありました。地震がたくさん起こる日本では,地震対策なしに安心して生活することはできないのです。火災は「火元から遠い場所を通って,一酸化炭素などの死に至る有毒な煙を吸わないように,姿勢を低くして,ハンカチなどを口にあてて身の安全を確保する」ことです。みなさんも冬休みの間に火災で死亡というニュースを何回か聞いたのではないでしょうか。冬は火災の多い時期ですから特に注意が必要です。そして,地震や火災の両方で大切なのは,「お・か・し・も」(①おさない,②かけない,③しゃべらない,④もどらない)です。この合言葉を守らないと,自分の命が危なくなるだけでなく,まわりにいるお友達の命を危険な目に遭わせることにもなります。

 今回の訓練では,危険を避ける行動,素早い避難,「お・か・し・も」の厳守が,とても良くできました。イザというときに,正しい判断をして避難行動ができるようにするためには,日頃から落ち着いて学校生活を送ることがとても大切です。


10:57
2019/01/07

第3学期始業式~発気用意~

Tweet ThisSend to Facebook | by:担当1
 皆さん,おはようございます。
 新年の挨拶をしましょう。
 明けまして,おめでとうございます。
 新しい年2019年が始まりました。新たな気持ちで「今年こそは・・・」と強く決意したことは,何でしょうか。今日は,新しい学期3学期の始まりです。3学期は,今の学年のまとめの学期であり,次の学年に進級するための準備をする学期でもあります。「やさしさ」「かしこさ」「たくましさ」をさらに成長させ,次の学年にふさわしい人となってください。そのためには,「今年は○○を頑張るぞ!」「今学期は○○をするぞ!」と張り切って立てた目標を実現すために,苦労や困難にくじけずに粘り強く取り組んでいきましょう。 
 

 さて,行司さんは,何て言っているでしょうか。「はっけよーい のこった」ですね。どういう意味でしょうか。いろいろな説があるのですが,漢字で書くと「発気用意」(はっきようい)です。これは,「不発気不生力」(気を発せずんば力生ぜず)「不用意不成技」(意を用いずんば技ならず)という言葉からきていて,要するに,「発気用意」は,「体中の気力を出して,よく考えて工夫して勝負しなさい」と言っているのです。「残った」は,まだ勝負がついていないということです。
 
 「気力を出して,よく考えて工夫して勝負しなさい」は,なにも相撲に限ったことではなく,他のことにも通じるものです。スポーツをする時はもちろんですが,勉強をする時や仕事をする時にも,「明日からがんばる」じゃなくて,「よーし,やるぞ!」と気力を充実させ,「計画や作戦」をしっかりと考えて実践することが大切です。
 皆さんが新年を迎えるにあたって立てた目標への取り組みは,まだ始まったばかりか,これからはじまるところです。日々の地道な積み重ねこそが目標達成への近道です。一日一日を大切にして,3日坊主とならないように・・・・・・・・・「発気用意 残った!!!」。


10:43
2018/12/21

第2学期終業式~昨日の自分を今日の自分が超えることが成長~

Tweet ThisSend to Facebook | by:担当1
 おはようございます。
 今日で,2学期が終了となります。2学期は76日間あり,学期の中では一番長い学期ですが,皆さんにとってどんな2学期でしたでしょうか。
 2学期は,毎月の全校朝会や今日の終業式でたくさんの人が表彰されました。これは,勉強や運動,読書など,いろいろなことに一生懸命に頑張り,自分自身をより良く高めることができたからではないでしょうか。このことは,表彰された人だけが頑張ったのではなく,一人一人が学校生活を充実させることで,平賀小全体のレベルが上がったからだと校長先生は思います。
 皆さんは,2学期の76日間で,できるようになったこと,わかるようになったことが,たくさんありますね。平賀小が大切にしている3つの児童像について一緒に振り返ってみましょう。
 1つ目は,「やさしい子」です。思いやりの気持ちをもって正しい行動ができたでしょうか。挨拶,清掃,歌声にしっかり取り組めたでしょうか。
 2つ目は,「かしこい子」です。学習に真剣に取り組み,よく考えて積極的に意見を発表できたでしょうか。読書に親しむとともに,家庭学習が毎日しっかりできたでしょうか。
 3つ目は,「たくましい子」です。早寝,早起き,朝ごはんで,健康で元気溌剌に活動できたでしょうか。何事にも弱音を吐かず諦めずに最後までやり通すことができたでしょうか。
 この3つの姿について,たくさんの人がうなずきながら聞いてくれました。校長先生は,毎月ステージの上からお話ししながら皆さん一人一人の姿を見ています。自分ではなかなか気がつかないかもしれませんが,皆さんは,日々成長していて,だんだん素敵な顔つき,魅力的な姿になってきているのを感じています。
 今日やるべき一つ一つのことに一生懸命に取り組むことで,昨日の自分を今日の自分が超えて人は成長していきます。これを毎日繰り返すことで大きく成長していくのです。ダイヤモンドは磨かなければただの石ころです。ダイヤモンドが美しく輝くのは,身を削り磨きをかけるからこそなのです。ダイヤモンドが身を削り磨きをかけるのと同じように,皆さんは,たくさんの試練や困難に挑戦し,くじけずに乗り越えて,素敵な顔つき,魅力的な姿へと成長することができているのです。
 皆さん一人一人の今学期の成長は,先生方がしっかりと認めて通知表に書いてくれましたので,この後よく見てください。もちろん,身を削り磨きをかけるのが足りないところがある人はしっかりと反省し,3学期は輝けるようにしてください。
 さて,明日から冬休みになります。健康と安全に気を付けて過ごしましょう。次に登校する1月7日は,新しい年,2019年,平成31年です。新しく始まる3学期に向けて,目標もって,「頑張るぞ!」という気持ちを冬休みの間につくって,元気に登校してくるのを心待ちにしています。


10:59
2018/12/03

12月全校朝会~思いやり,思いやられ,感謝する~

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 おはようございます。
 あなたは,今幸せですか?
 そう感じる理由は何でしょうか?
 ところで,12月10日は,何の日でしょか?
 「(世界)人権デー」といって,世界中で「人権」について考える日になっています。平賀小でも,道徳の授業で人権について考えたり,人権標語を作成したりします。11月21日には,1年生が人権擁護委員の方々をお招きして人権教室を実施しました。また,保健室にはみなさんから,もらってうれしい言葉や伝えてうれしい言葉を集めて「ありがとうのプレゼント」として掲示します。
 では,「人権」とは,何でしょうか?
 人権とは,“人間が人間らしく生きる権利で,生まれながらにしてもっているもので,憲法でもすべての国民に保障されているもの”です。ちょっとわかりづらいですね。簡単に言ってしまえば,“命が守られ幸せになる権利”です。そして,「人権」は,あなたにも,私にも,すべての人にあるのです。
 よく幸せなことを「天国のようだ」,不幸なことを「地獄のようだ」と言うことがありますが,天国や地獄はどのようなところなのでしょうか。
 「天国と地獄の長い箸」という昔から語り継がれてきたお話がありますので,一緒に見てみましょう。

 

昔,ある男が閻魔大王に会いに行き,天国と地獄というのは,どういう世界なのかを聞きました。すると,閻魔大王は,男に天国のようすと地獄のようすをそれぞれ見せてくれました。

最初に,地獄へ行ってみると,そこはちょうど昼食の時間でした。 食卓の両側には,罪人たちが,ずらりと並んでいます。「地獄のことだから,きっと粗末な食事に違いない」と思ってテーブルの上を見ると,なんと,豪華な料理が山盛りにならんでいます。それなのに,罪人たちは,皆,ガリガリにやせこけています。「おかしいぞ」と思って,よく見ると,彼らの手には非常に長い箸が握られていました。恐らく1メートル以上もある長い箸でした。罪人たちは,その長い箸を必死に動かして,ご馳走を自分の口へ入れようとしますが, とても入りません。イライラして,怒りだす者もいます。それどころか,隣の人が箸でつまんだ料理を奪おうとして,醜い争いが始まったのです。

次に,男は,天国へ向かいました。 夕食の時間らしく,食卓に仲良く座っていました。もちろん,豪華な料理が山盛りにならんでいます。「天国の人は,さすがに皆,ふくよかで,肌もつややかだな」と思いながら,ふと箸に目をやると,それは地獄と同じように1メートル以上もあるのです。「いったい,地獄と天国は,どこが違うのだろうか?」と疑問に思いながら,夕食が始まるのをじっと見ていると,その謎が解けました。天国の住人は,長い箸でご馳走をはさむと,「どうぞ」と言って,自分の向こう側の人に食べさせ始めたのです。にっこりほほ笑む相手は,「ありがとうございました。今度は,お返ししますよ。あなたは,何がお好きですか」と,自分にも食べさせてくれました。男は,「なるほど,天国へ行っている人は心掛けが違うわい」と言って感心したという話です。



 同じ食事を前にしながら,地獄では俺が俺がと先を争い傷つけあっています。自分のしたいことばかりをかなえようとしたり,自分さえよければという考えで自分勝手な行動をしたりしたら,みんなに嫌われて一人ぼっちになってしまします。結局は幸せにはなれません。まわりの人も,悲しい思いや嫌な思いをして不幸になります。天国のように,相手を思いやり,相手から思いやられ,感謝しながら生活できたら,自分もまわりの人も幸せになれるのではないでしょうか。これが,「人権」を尊重するということなのです。

校長先生は,平賀小は天国のようなところでありたいと願っています。
 
 
 
 

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