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令和5年度 学級編成
8学級(うち特別支援学級2学級) 
全児童数 86名
 

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〒270-1605
 千葉県印西市平賀1161−2

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 京成酒々井駅から ちばグリーンバス 学園台行,印旛日本医大駅行 学園台前下車 徒歩5分

 印旛日本医大駅から ちばグリーンバス 京成酒々井駅【西口】行 学園台前下車 徒歩5分
 

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2019/07/01

そうじ

Tweet ThisSend to Facebook | by:担当1


 日本の学校で取り入れられている「掃除の時間」。海外ではとても珍しく、日本以外の世界105ヶ国を調べたところ以下のような結果が出ています。
 児童・生徒が掃除を行う国 34.3%
 掃除を専門家に任せている国 58.1%
(学校清掃-その人間形成的役割:沖原豊編著)
 学校で清掃をしている国の方が少ないですね。
 しかし、近年こうした日本の教育の良さが世界から注目されています。そこで、なぜ、学校で清掃をやるようになったのか調べてみました。
 学校に清掃が定着したのは二つの理由があるとされています。
 一つ目は日本に昔からある「道」の存在。静の 要素が強い茶道や華道、動の要素が強い柔道、剣道、などの武道。特に武道は自分たちが使う場を自ら綺麗に保つことを大切にします。剣道を例にとってみま しょう。剣道は武士の時代から剣術の習得と共に、その剣を使って心を磨くことが大切とされていました。そのため稽古の前後にかならず心を込めて自分たちが 使う道場の掃除をする。これは心の修行のひとつとされています。
 二つ目は仏教の影響。僧侶の修行は昔から一に作務、二に勤行、三に学問と言われています。一番初めにくるのが体を使い汗して行う作業である作務。その中で も庭や境内の掃除が作務の代表とされています。二番目に来るのが座禅を組んだり、お経を読むといった仏教のお勤め。三番目に来るのが勉強。僧侶の世界では勉強よりも掃除が大切。どのお勤めもとても大切なものとされていますが、直接人格教育に関係ないと考えられそうな 「掃除」が心を磨くためのとても大切な要素であると位置づけられ、掃除を含む作務が一番の修行とされているのです。
 国が違えば教育のあり方や内容も様々、それがやがて、伝統や文化になっていきます。外国でのサッカーやフィギアスケートの試合の後、日本の応援団が使用した観客席を綺麗にして帰る話が時々紹介されますが、日本人として誇りに思ってよいのではないでしょうか。
 毎日取り組んでいる清掃も繰り返し行うことで、日本人の良さとしてジワジワと子どもたちにしみ込んでいくことを願っています。


 


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