1学期の終業式です。
賞状伝達では、「印西市漢字マスター」「ILM合格者」「たくさん本を読んだ人」
を表彰しました。昔から「読み書きそろばん」と言いますが基礎学力となるものは今も昔も変わりません。特に、子どもの頃の「読書」は大切です。AIやプログラミング教育と言っても、所詮人間の頭の中からでてきたものです。「想像力」や「創造力」を働かせるには、その元となる体験や知識がなければ始まりません。夏休みは少しまとまった時間ができます。子どもが興味が持てる本が1番ですがよろしくお願いします。
上の写真は、学級代表の子どもたちです。1年生から6年生まで、自分の頑張ったこと、できるようになったこと、思い出に残ったことを発表してくれました。
私が驚いたのはおよそ300文字程の内容を全員が手に何も持たず、暗記して発表したことです。見ている方も途中少し間があいたりすると、ハラハラしてしまいますが、それでも全員に声もしっかり出して立派にやりきりました。全員がとても堂々としていたので頼もしくさえ思えました。本当に成長したものです。私も話をするときは手に何も持たずに原稿も見ないようにしています。その方が話をしている人も前を向いているので、目が合うこともあり聞く側もなぜか聞く気になるからです。
1番下の写真は校長先生の話です。日本で発明されたたくさんのものや古代に生まれた石器や絵について話をしました。人は道具を使い他の強い動物に対抗して現在まで生き残ってきたこと。絵を描けるようになったことで、目の前に本物がなくても、記憶や記録、思い出までも後世に伝えることができるようになったこと。絵は現在過去未来と時代をつなぐ架け橋の役割をしてきたけれども、それはまるで創造という名のタイムマシンのようだということを話しました。