今日は全学年、道徳の授業がありました。
1年生の道徳は「古びた目覚まし時計」。主人公のお父さんは、古びた目覚まし時計を大切にしています。お父さんが小学校のころ、寝坊をしてはお父さんのお母さん、祖母に対して「なぜ起こしてくれなかったんだ!」と文句を言っていました。中学入学を機に、お父さんのお父さん、祖父に目覚まし時計を買ってもらい、自分の生活を見直したのでした。
2年生の道徳は「まるごと好きです」です。「てつがくのライオン」で有名な児童文学作家、工藤直子さんのエッセイです。工藤さんは滋賀県彦根に転校してきたとき、友だちの良い面を見るようにしていました。そして、その友だちの欠点も含めて「まるごと好き」になりました。
3年生の道徳は「あるレジ打ちの女性」です。その女性は何をやっても長続きせず、仕事も次々に変えてしまいました。そのうち、紹介してもらう仕事も少なくなり、ある日スーパーのレジ打ちの仕事が回ってきました。最初は仕事に対して前向きではありませんでしたが、幼いころにピアニストになりたかった夢を思い出し、レジを速く打てるように努力しました。そうしたところ、お客さんの様子が見えるようになり、お客さんと会話を楽しむことができるようになりました。そんなある日、「今日は忙しい」と思って顔を上げると、自分のレジの前にだけ、大行列ができているのでした。
大空学級は、健康のために、食べ物について、映像を観ながら考えます。