授業のフォローをしてくださった学習指導員の先生が、本日を最後に別の学校に転任されます。1年生が昼休みにお別れ会を開きました。
生徒代表、お礼の言葉 学習指導員の先生のあいさつ
歌の贈りもの「大切なもの」
記念品贈呈 最後は皆で作ったアーチをくぐって退場です。
新しい学校でも頑張ってください。
今日の6校時には1年生の耳鼻科検診がありました。
1年生の道徳は「『いじり』?『いじめ』?」です。「私」は小学校のとき仲の良かった「アスカ」はあるとき急に元気がなくなり、グループから離れていった。そして、別の中学校に入学した。ある日、「私」は同級生からの「『私』がアスカをいじめた」という声を耳にした。「『私』がアスカを『お笑い芸人に似ている』」と言ったことが原因だったらしい。黙っていなくならないで、「傷ついた」と言ってほしかった。そうしたら「ごめんね」と言えたのに・・・「私」のしたことは「いじり」なんでしょうか?「いじめ」なんでしょうか?
周りと意見をシェアしたり、班で話し合って意見をまとめたり、また、自分のネームプレートを「いじり」・「いじめ」の欄に貼って意見を発表したりしました。
2年生の道徳は「まだ食べられるのに」です。バケツに一杯に入ったイチゴの写真があります。イチゴ狩りでの写真です。食べ放題の飲食店で、食べ残しが問題となり、残さず食べたグループには次回使えるクーポンを渡すなど、飲食店も食品ロスに悩んでいます。大量に生産し、大量に破棄することを繰り返す社会は「持続可能な社会」とは言えません。ノーベル平和賞を受賞した、ケニアのワンガリ・マータイさんは日本を訪れたときに「もったいない」という言葉に感銘を受けました。私たちの消費活動について、考える必要がありそうです。
タブレットPCを使って自分の意見を提出し、皆で共有しあった授業は進みます。
3年生の道徳は、学年の先生方が毎時間クラスを替えて授業をする「ローテーション道徳」です。
3Aの道徳は、3Cの担任の先生が行います。「あなたは顔で差別しますか」です。藤井輝明さんは「海綿状血管腫」という病気で、顔の右半分が腫れてふくれあがています。幼いころからひどいいじめや差別にあってきました。藤井さんは外を歩いていて人とすれ違うとき、その人を「なんだ、このバケモノは」と思われている気がしてにらみつけていました。あるとき友だちが「いつもにこにこ笑っていたほうがいいよ」と言ってくれ、こちらの笑顔に、笑顔で応えてくれる人もたくさんいました。藤井さんは長い間自分で自分の心に壁を作っていたことに気づいたのです。藤井さんは言います。「他人と比較することが、往々にして自分の生きるペースを乱してしまうように思います。一人一人が誰にもまねできない個性、チャームポイントを持っています。比較するとしたら、自分の過去と比べるべきです」
3Bの道徳は学年主任の先生の道徳です。「ハゲワシと少女」です。「スーダンの少女」として知られ、飢えてガリガリとなって倒れている少女のうしろにハゲワシが控えています。少女が死ぬのを待っているようにも見えます。この写真を撮った写真家は「ピューリッツァー賞」を受賞しました。
3Cの道徳は、3Aの先生が展開します。先週、3Bでも行った「歩きスマホをどうするか」です。
大空は教務主任の先生の授業でNHK for Scoolを使った「昔話法廷」を観ながら考えます。「三匹のこぶた」は襲ってきたオオカミを大鍋に閉じ込めて釜ゆでにしてしまいます。子豚の行動は計画的殺人でしょうか、正当防衛でしょうか。