今日は全学級で道徳の授業がありました。
1年生の道徳は、NHKのEテレで放映している、「ココロ部!」の「みんなに合わせる友情」を基に道徳の授業を行いました。コジマくんの通っている北高1年3組にはSNSのグループ・チャットがあります。ある日、皆で遊園地に行こうと、チャット内で提案がありましたが、ナナミは塾があって行けません。「みんなヒマでいいね」と書き込んだナナミの言葉を「イヤミ」ととらえた皆は、ナナミを外したグループ・チャットを作り、そこでナナミの悪口をいいます。「イヤミ」たっだんでしょうか?うらやましかったのでは?チャット内で「ナナミを悪くいうのはやめよう」とタイチが書き込むと、今度はタイチを抜かしたグループ・チャットを作ってしまいます。チャット内の「タイチはいい人ぶってる」という書き込みに皆が同意し、コジマくんにも同意を求めます。コジマくんはどうすればよいのでしょう?
A組はタブレットPCを使って、B組は黒板の自分の考えに近いほうにネームプレートを貼る方法で、C組は小グループで意見を交換しながら授業が展開されました。
2年生の道徳は「最優秀」です。「私」の学校は校内音楽祭に向けて練習に励んでいます。土日も先生に頼んで自主練習をさせてもらっていました。恭佳が浮かない顔で遅刻してきます。恭佳は次の日の練習を休み、月曜日は学校を休んでしまいます。担任の先生生から呼び出された「私」は、同じパートのメンバーから、「恭佳は歌が下手なので口パクしろ」と言われていたことを知ります。帰宅後、恭佳の家に電話しても、恭佳は出てくれず、お母さんと話をします。「『藍ちゃんもみんなと同じだ』というけれど、藍ちゃんに限ってそんなことないよね。藍ちゃんはうちの子の味方だよね」という声に、「私」は何も答えられませんでした。
どのクラスもタブレットPCの「ロイロノート」というアプリを使っていました。先生からPC上で送られてきたカードに自分の意見を記入し、先生に提出し、皆で意見を共有します。
3年生の道徳は「いのちの花プロジェクト」です。「私」が高校2年生のとき、動物愛護センターで犬や猫の殺傷処分をする現場に立ち会いました。そして、殺傷処分をなくすことができないか、命を奪われた動物たちに何かできないかと考えたところ、骨が肥料になることを知り、それで花を育てる「いのちの花プロジェクト」という考えを思いつきました。愛犬家がたくさん集まる「わんわんフェスタ」で、「犬や猫の殺傷処分ZERO社会を目指して」というシールを貼って花を紹介したところ、予想以上の人が「いのちの花」を持ち帰ってくれました。「私」は理解してくれる人がたくさんいると思うと泣きたいくらいでした。
C組は2年生と同じようにタブレットPCの「ロイロノート」というアプリで進めていました。
大空学級は、1年生とおなじようにEテレの映像教材から考えます。まわりの人の反応から自分の言動を省みることを学びます。