本校は本年、来年と小中体連の指定を受けて、体育科
学習の進め方をテーマとして研究を進めています。
先日の授業研修会で幅跳びの授業を行ったのですが、
なんだか、砂場の砂が茶色いのが気になっていました。
どうやら、土が混じってしまったようで、少し重い感じ
もします。
そこで、いろいろと調べた結果、松山下陸上競技場に
砂を納入している業者さんと連絡を取ることができました。
早速入れ替えようとしたのですが、かなり大変になりそう。
ならばと、子ども達に事情を話し、外掃除のみなさんに協力
をしてもらうことにしました。
問題はどこに持って行くか。でもそれも答えが出ています。
低学年の学年園。ここは毎年サツマイモを植えているので
すが、なかなか大きなイモがとれません。水はけの悪さに
加え、土の量もかなり少なく、畝も低いものしか作れなか
ったので、ここに「土壌改善」として、砂を入れることと
しました。一石二鳥の作業となればいいのですが・・・。
全体量の4分の1を目安に運んでいきます。スコップや
一輪車はどこを持つと楽なのか、作業をしながら体感して
もらいました。最初はいろいろな持ち方をして作業してい
ましたが、やっているうちにだいたい同じところをもつよ
うになりました。(理科 てこのはたらき)
こちら、6年生の計測チーム。どのくらいの砂の購入が
必要なのか、算数で習った「体積」の授業を応用し、
計算をしてもらいました。私が
「表面から50cmと30cmで何立米か計算して」
とお願いしたところ、はじき出したのが
「8立米と10立米くらいです(実際は10.8立米)」
とのこと。自信なさげに言っていたのですが、さすが6年生。
あっています。
このあと、1ヶ月くらいかけて砂を運び出し、1月まで
には全てを入れ替えたいなと思っています。