音楽科では、ベートーベン作曲「運命」の鑑賞を行いました。はじめに、電子音で作られた演奏を聴き、スコアや指揮者の役割について理解を深めました。さらに、2人の指揮者の演奏を聴き比べ、指揮者は、作曲者の思いを「受け継ぐ」・聴衆(児童自身)に「伝える」役割を担っていることに気づかせました。さらに、それぞれの指揮者の演奏から聴き取ったことをピラミッド型のシンキングツールまとめ、演奏の中で際立っていた特徴は何かについて、共有ノートを使って話し合いました。その後、資料箱の音源を使い、聴き取ったことの根拠となる演奏を切り取って聴き合うことで、感じた事と演奏を密接につなぎ合わせることができました。音源を何度も繰り返し聴いたり、2人の演奏を比べたりする事は、音楽を深く聴く事の一助となりました。