今日は、千葉県教育委員会文化財課の皆様が印西中学校３年生のために、学校のすぐ側（徒歩２分）にある天神大遺跡の発掘現場の見学会を開催してくださいました。遺跡発掘場所は、千葉市稲毛区穴川から八千代市、印西市、我孫子市を通る茨城県竜ヶ崎市まで至る千葉竜ヶ崎線の工事をする場所です。工事に先立ち、平成２３年から天神台遺跡の発掘調査を行っているとのことです。












縄文時代や弥生時代の土器・石器や古墳時代・奈良時代・平安時代土師器などたくさん出土しました。印西中のために作ってくださったパンフレットの中の一文に、「印西中学校も遺跡の中にあり～　遺跡はほとんどが地中のため、目には見えませんが、実は皆さんにとって身近な存在であり～」とありました。古代寺である木下別所廃寺跡が隣接していたことから、地域の中心的な集落であったようです。約２万～３万年前旧石器時代から約1,100年前の平安時代までの人々の活動の痕跡の中で印西中生が活動していることになるわけです。タイムスリップしたような気持ちになりますね。いずれ、道路になってしまいますが、印西市で生活する住民として、今日の見学会のこと、地域の歴史のことをしっかりと記憶しておきましょう。千葉と茨城をつなぐ新しい道路ができ、また未来へと向かって、歴史が動きますね。




千葉県教育委員会文化財課の皆様、地元の遺跡を見る貴重な体験でした。本当にありがとうございました。