みなさん、この言葉を知っていますか。

「準完全食」

健康を維持するために必要な栄養素がほとんど含まれている食べ物のことを
準完全食というそうです。
なんか、とんでもない食べ物な雰囲気が漂っていますよね。

"準"完全食ですから、完全食という全ての栄養素が含まれいるものもあるのですが
それは自然界には存在しないらしいんです。
確かに、それだけ食べていれば良い、なんてものは無いですよね。
ですが、準完全食という名でも、ほとんどの栄養素を備えているなんて、驚きです。

さらに驚きなのは
この準完全食と呼ばれる食べ物が、学校にはあるのです。




これですこれ！
サツマイモ、です。
サツマイモには、栄養がたーーーっぷり入っていて、その栄養バランスの良さから
準完全食と呼ばれているのです。
しかも、サツマイモは栽培しやすく量も取れるため、日本の飢饉を救ったとも言われています。
そんなスーパーなサツマイモを
ハイパーな１年生がずっと愛情込めて育てていました。






１０月も終わりの頃。
サツマイモもすっかり実のり、ようやく芋掘りができました！
かなりツルも伸びて根深くなっていましたが
スコップを片手に、みんな一生懸命掘り出しています。












みんな、夢中で掘ってます。
でも、出てくるのは芋だけじゃありません。
幼虫やゲジゲジ、他の植物など、様々な生物が畑には住んでいます。
そんなことも、芋掘りから学ぶことができますね。












おお！
サツマイモをゲットできたようですね！
掘り当てた時には、歓声があがっていました。
子どもたちは、芋掘り自体は幼稚園や保育園でやったことあるみたいでしたが
土にしっかり根付いている芋掘りはちょっと違うらしく
「掘るの大変だった！」と言う子が多かったです。
みんな、サツマイモの生命力を地肌で感じたみたいですね。

掘ったサツマイモは、ただいま乾燥中。
少し寝かせると、ますます甘みが増えるようです。
持って帰るのは、もうちょっと先かな。
みんな「いつかな～」と首を長くして待ってます。