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2016/04/15

「いつ来ても……」という準備を

Tweet ThisSend to Facebook | by:kyoyu

昨日14日(木)、6校時に全校で「避難訓練」を行いました。

地震とそれによる火災という設定のもと行われた今回の訓練。
小学生の頃から、そして昨年も同様に行ってきた「避難訓練」ではありますが、新年度一回目は特に重要です。
一年生は勿論中学校で初めての避難訓練、今までよりも高い意識で取り組んでいく必要があります。二年生はクラス替えを行っているため、これまでと避難経路が変わるという生徒が多数おり、その確認が欠かせません。三年生は大きくは変わりませんがフロアは違うため、より早く、質の高い避難が重要でした。
それぞれに大きな意味を持つこの訓練ですが、地震が起きてから“5分”で点呼まで終了。

この“5分”は決して悪い時間ではないでしょう。しかし災害時には、たった“1秒”でも運命が変わることでしょう。年内には残り3回の防災訓練を予定しているため、更なる質の向上に努めたいところです。

避難訓練を行い、そして2学年の家庭科では住宅や学校の間取り等の話を含め“安全について”の授業を行っていた様子。
そんな昨日の夜には、熊本で震度7の地震が観測されました。
このタイムリーなできごとに、子どもたちも驚きを隠せない様子でした。
私たちにもできることがあるとすれば2つ。
1つは、準備をしっかりと進めること。関東でも、いつ大きな地震、災害が起きるかわかりません。数分後には災害が起きるかもしれない、それに備えた準備、体制を常に整えていくことが今後欠かせないでしょう。ご家庭でも是非、道具の用意や家族での集合場所や連絡手段の確認等を行ってみてください。
もう1つは、いち早い復興と安全を祈ることや募金をすること。本当に些細なことかもしれませんが、その些細な力が集まって大きな力をなります。教職員、そして生徒一同、自分にもできることを考え実施していきたく思います。


昨日の地震でお亡くなりになられた方々に対し、御冥福をお祈りします。そしてまた、熊本県を中心に負傷された方々、被災された方々、全ての方々にお見舞いを申し上げます。

21:53