★献立★
とりめし 小袋きざみ海苔 金目鯛の白醤油焼 にら玉味噌汁 はちみつレモンゼリー 牛乳
味を感じる力「味覚(みかく)」は、生まれつき決まっているものではなく、成長、食習慣、経験などが複雑に組み合わされることで形成されていくものです。
幼児期から大人になっていく間に、食べたことのある食品の種類が増えていくとともに、少しずつちがう味を覚えていきます。苦手と思っても少しだけでも食べ、経験にしておくと、脳の中で味覚の幅と奥行きとして処理されます。それを何種類も何回もくり返すことで「おいしさ」に変換されていくのです。
幼児のころの経験だけで「自分は〇〇が食べられない」と決めつけてしまうと、味覚の形成を止めることになってしまいます。それは味覚だけでなく心の成長のためにも、とてももったいないことです。大切なのは、食の経験を積むことと、味の否定をしないことです。
今の時点で好きになれないものでも、大人になってから食べたら思っていたよりおいしいと分かったり、食べ方や調理方法が変わったらおいしく食べられたりすることがあります。
そうした発見を楽しみながら、味覚を育てていきましょう。
エネルギー825kcal たんぱく質エネルギー比17.3% 脂質エネルギー比25.6% 食塩相当量2.4g