牧の原給食センター


2020/01/30

1月30日の給食

Tweet ThisSend to Facebook | by:牧の原1
☆献立☆
揚げ麺 パオズ2個 浦上そぼろ 中華あんかけ タルト 牛乳

 今日は日本の郷土料理を味わう献立として、長崎県の「皿うどん」と「浦上そぼろ」を作りました。鎖国時代、日本で唯一の開港地として外国の文化を受け入れ、独自の文化を育てた長崎は料理にも異国の味が漂います。中でも「皿うどん」や「ちゃんぽん」は中国の影響を受けて作られた、日中混合の庶民の味です。両方とも鶏がらや豚がらからとったスープに肉や魚介、野菜など沢山の具材と麺を合わせて作りますが、麺とスープを一緒に煮て作る「ちゃんぽん」に対して、「皿うどん」は汁を少なくし、とろみをつけて麺にかけて食べられます。 また、「浦上そぼろ」はカトリックの布教にやって来たポルトガル人宣教師が伝えたといわれています。当時、一般的にはお肉を食べる習慣がなかった日本で、宣教師たちは、ごぼうや人参、こんにゃく、もやしなど「残りもの」を使って豚肉と一緒に調理する食べ方を教えたそうです。
 日本には地域によって、歴史のある郷土料理がたくさんありますね。味わって食べてみてくださいね☆

エネルギー849kcal たんぱく質エネルギー比12.6% 脂質エネルギー比40.8% 塩分3.5g
11:40