本日は本校で、印西市教育研究会中学校授業研修会、いわゆる研究授業が行われ、印西市内のたくさんの先生方が参観に訪れました。今回の授業研修会は、リーディングDXの公開を兼ねているので、ICTを使用した授業が目立ちました。
1A美術、「紙粘土で好きなくだものを作ってみよう」です。前回、野菜・くだものの模型をさわって、その形の面白さを感じました。今日は紙粘土が配られ、実際に作り始めます。今の紙粘土はずいぶん伸びます。おもちやジェラートのように見えます。
2A社会、東北地方の伝統工芸品について、班ごとにタブレットPCを使ってレポートにまとめます。レポートというよりも、観光協会のパンフレットのようなすばらしい出来になっています。文章についてはAIを活用し、作ってみますが、それが自分たちの伝えたいことと合っているかどうか、確認し、修正します。
2B道徳、「違反摘発」という題材で考えます。焦るあまり、スピード違反で捕まり、父親の臨終に間に合わなかった投書と、病院に急ぐ車にはねられ、叔母を亡くした投書を比べます。タブレットPCを使い、考えに合わせて色別のカードに書いて、PC上から先生に提出し、意見を共有して考えを深めていきます。
2C数学、「平行と合同」。平行線の間にある角について、その角度を求めます。タブレットPCに配付された平行線や角は、PC上で動かしたり、直線を足したりすることができます。PC上でいろいろと試しながら、周りの友だちと相談して角の求め方のアイディアを出し合います。
3B国語、おくのほそ道の「平泉」です。奥州藤原氏がかつて栄え、源義経の終焉の地である平泉。芭蕉が訪れたときには、野や山、田畑ばかりです。芭蕉は涙を流すのですが、なぜ涙を流したのでしょう。周りと話し合い、意見をまとめ、タブレットPCで先生に提出し、共有してさらに考えを深めます。
大空学級、大空学級は初任の先生方の研修も兼ねていたので、教室に入りきらないくらいたくさんの先生が参観していました。「地域の食文化~千葉県の郷土料理~」です。各自がタブレットPCを使い、「ロイロノート」というアプリを使用してまとめ、それをモニタに映しながら発表します。
生徒の下校後は、授業をした先生と参観した先生が、今日の授業について話し合います。最後には教育委員会の先生からご指導がありました。