お知らせ

全国学力・学習状況調査

 

実施日  令和4年4月19日

対  象  6年生(108名)

実施教科  国語・算数・理科


【結果の分析及び今後の取組】

国語科

「思考・判断・表現」に関しては,ほぼ全国平均と同等でした。この領域内の「書くこと」に関しては,全国平均を上回っており,自分で書いた文章を読み返し,文章を整える力が身に付いてきていることが分かります。一方で,「話すこと・聞くこと」については全国平均を下回っており,話し手の意図を捉えながら聞いたり,自分の意見と比べながら考えをまとめたりすることに課題が見られます。今後の学習においては,聞く目的を明確にしながら集中して聞くことができるようにするとともに,必要な事柄を記録しながら話を聞いたり,聞いた事柄をもとに分からない点や確かめたい点を質問したりすることができるように指導していきます。

 

算数科

観点別に見ると,「知識・技能」は全国平均とそれほど差はありませんが,それらを活用し,順を追って考え表現することに課題が見られます。問題形式による正答率の違いも同様の傾向が見られ,選択式や短答式の問題に比べ,記述式の問題は全国平均を下回っています。問題の領域別に見ると,「割合」「図形の性質」「データの活用」などの問題に関して課題があります。どの問題の領域でも,理由や求め方の説明をする問題に対して正答率が低い傾向があります。これらのことから,「知識・技能」については,これまで同様に基礎的・基本的な問題を繰り返し学習していくことで定着するようにしていきます。また,習熟度の個人差が大きいことから,ICT機器を活用して,個別に対応した問題に挑戦する時間を設けていきます。「思考・判断・表現」に関しては,自分の考えをノートにまとめたり,友達と説明し合ったりすることで,自分の考えを分かりやすく表現する力を伸ばしていきます。

 

理科

全体的に全国平均値,県平均値を下回る結果となりました。観点別に見ると,「知識・技能」に関しては,特に目的に応じて器具や機器を選択し,観察・実験などに関する基本的な技能を身に付けることに課題があります。「思考・判断・表現」に関しては,問題を解決するまでの道筋の構想や,解決の方法を発想することに課題があります。

 これらのことから,「知識・技能」については,使用する機会が少ない器具についての操作を一人一人に設け,器具に対しての基本的な技能を身に付けるような学習活動をしていきます。「思考・判断・表現」については,問題に対して根拠のある予想や仮説を発想するだけではなく,自分の考えとは異なる他者の予想も捉え,予想が確かめられた場合に得られる実験の結果を通して解決の方法を発想し,観察・実験などを行うことの重要性を意識して学習を行っていきます。

 

児童質問紙

 ICTの活用に対する質問はどの質問に対しても肯定的な意見が多いです。「学習の中でPC・タブレットなどのICT機器を使うのは勉強の役に立つと思いますか」の質問に対しては,約95%の児童が肯定的な回答をしています。学校で活用してきたことはもちろん,ご家庭でも環境を整えていただき,リモート授業などができたことが要因だろうと考えられます。

「学校の授業時間以外に,普段(月曜日~金曜日)1日当たりどれくらいの時間勉強をするか」の質問では「30分以上,1時間より少ない」を選んでいる児童は千葉県や全国と比べて2倍ほど多いのですが,「2時間以上」や「3時間以上」を選んでいる児童は半分に減ります。また,「土曜日や日曜日など学校が休みの日に,1日当たりどれくらいの時間勉強をするか」の質問では,「3時間未満」までを選んでいる児童は千葉県や全国と比べて少し多いのですが「3時間以上」勉強している児童の数は半分ほどになっています。「勉強時間」に関して,平均くらいの値を選んでいる児童は多いのですが,かなりの長時間勉強している児童は少ないということがわかりました。この傾向は「読書時間」に関する質問でも同じで,西の原小学校では,「10分以上,1時間未満」を選ぶ児童が多く,「1時間以上」や「2時間以上」を選ぶ児童の割合は千葉県や全国と比べて減っています。しかし,「読書は好きですか」という質問に対して、全国平均を上回る肯定回答が見られました。これは,朝読書の時間を設置していることや「宮下文庫」として定期的に児童の興味が湧きそうな新しい本を購入できていることが要因ではないかと思います。今後も継続的に勉強や読書が続けられるように支援していきたいと思います。