この道徳の時間(手品師)では、自分の夢をとるか、それとも、男の子との約束を守ることを選ぶか・・・について考えました。
腕はいいのに売れない貧しい手品師がいました。「いつか大舞台で手品をしたいな」と思っていましたが、そのチャンスは訪れず、町で小さな男の子に手品を披露し「明日もここで手品を見せてね」「もちろん」と約束をしたのでした。
しかしその夜、「明日、大舞台で手品を披露してほしい」という電話がかかってきます。手品師は男の子との約束を選ぶのか、自分の夢を選ぶのかという選択に迫られました。
ここで、意見が揺れました。グループでも「貧しいのだから自分の夢を優先すべき」という意見や「約束は約束、罪悪感をもったまま生活していくことになるくらいなら約束を守る」などいろいろな意見が出されました。
「どうすることが正解だったのか」と悩むことがこれからもたくさんあると思います。そんなときに、いろいろな状況を考えて自分の答えを決めてほしいと思います。