6年生は社会科で太平洋戦争について学習しています。
太平洋戦争があったのは今から70～80年前になります。
私（校長）ですら戦争経験者ではありません。
けれども、私がこどもだった頃、同じ年ぐらいの子が原爆病でなくなったり、
戦争で足や腕を失った兵隊さんがアコーディオンを弾いていたりと、
その傷跡はまだ身近に残っていました。
親や知人からも戦争体験をよく聞きました。
原爆が落ちた日や場所を知らない若者も増えました。

天皇陛下は即位礼正殿の儀のおことばで「世界の平和」を何度もくり返されました。

来日されたローマ教皇は、広島平和記念講演を訪問した際
下記のメッセージを記帳しました。

「いのちの神が、（わたしたちの）心を、
平和と、和解と、兄弟愛へと変えてくださるよう祈ります。」

平和は人類全てで守っていかなければならないことです。
子ども達の学びが、世界の平和につながっていくことを願っています。