昨日,道徳授業研修会を行いました。
「よくないこととわかってはいても,ついやってしまうことはありますか。」
ほとんどの子が「あるー。」と即答でした。
楽しくなっちゃう。誘われるから。
そんな理由でついやってしまうとのこと。
では,そんな時、正しい行動をするためには,どんな気持ちを持つことが必要なのでしょうか。
「ぽんたとかんた」を読んで,子どもたちといっしょに考えました。
入ってはいけない裏山で秘密基地を見つけたかんた。
大の仲良しのぽんたに「いっしょに行こう。」と誘います。
ぽんたは「いっしょに遊びたいけど。。。でも。。。。」
行くか行かないか葛藤します。
ぽんたはこの後、どうするのでしょう。
あぶないから行かない。
危険だから行かない。
怖いから行かない。
行ってはいけないから行かない。と考える子どもたちが多かったです。
ぽんたも行かないことを決意し,
かんたもぽんたからはっきり断られ,「ぼくも行かない。」と決断しました。
よく考えてよいことをした二人は,いっしょに笑顔で遊ぶことができました。
よい行動をするとみんな気持ちがよいですね。
最後は,生活場面を想定して役割演技を行いました。
「早く外行きたいから走って行こう。」
大の仲良しの友達に言われたら,どう答えるかな。
「だめだよ。走って行ったら,低学年の子たちをけがさせてしまうかもしれないよ。」
「だめだよ。自分もけがしちゃうかもだし,友達もけがさせちゃうかもしれないよ。」
みんな自分の思いを言葉にして,伝えました。
大の仲良しの友達に誘われても,だめなことはだめ。
人の振り見て我が振りなおせ。自分の行動を改めて見直したい。
簡単に友達に流されない。
誘われても断る。
正しい行動をするために,様々なことを考えることができた一時間でした。