3月24日、令和元年度の修了式を実施しました。
学校が休校になっておよそ3週間、
子ども達はどんな生活を送っていたのでしょうか。
私達はとても寂しい思いで毎日を過ごしていました。

久しぶりの子ども達、
久しぶりの笑顔、活気に満ちた顔・顔・顔・・・
やっぱり学校は子どもがいるから学校なんだと改めて実感しました。

隣との間隔を開け、全員マスク着用で感染防止の策をとって行った修了式。
いつもの式とは違う雰囲気の中で会は進行しました。






















校長の話で子ども達に伝えたかったことは
「当たり前のことは決して当たり前ではなく、有ることが難しい、有り難いことなのだ」ということです。

新型コロナウィルス感染防止のため突然に奪われた普通の生活。
思い返せば９年前、東日本大震災によってたくさんの命も突然に奪われました。
明日やろうと思っていたことが明日できることは
当たり前ではなく有り難いこと（有ることが難しいこと）なのだと話しました。

だから、今を大事に生きてほしい、
そして、当たり前のことに感謝してほしい、
お世話になった先生方、みんなの友達、当たり前のことが当たり前にできる日々に・・・
そして、４月から、新型コロナに負けないで夢と希望をたくさん持ち
元気に頑張ってくれることを願っていると伝えました。

西の原小学校の子ども達にたくさんの笑顔と頑張りを見せてもらい
大きな元気と喜びを頂きました。
また、保護者の皆様、地域の皆様には多大なるご理解とご協力を頂きました。

本当に心から感謝しています。
ありがとうございました。

　　　　　　　　　　　　　　　　　　　　　　　　　校長　久門　惠子