校長室

校長室 >> 記事詳細

2017/05/31

学校経営支援委員による国語科授業(4年生)

Tweet ThisSend to Facebook | by:kishi
  学校経営支援委員さん(元小学校教員で大学の教授)に国語の授業をしていただきました。4年1組と4年2組で伝統的な言語文化としての短歌を,「百人一首」で教えてくださいました。
 音読と鑑賞とゲームが一セットになった2時間続きの授業。「確実な学び」と「楽しさ」の一石二鳥の授業になりました。「リズム読み」,「かるた読み」,言葉を根拠に考える読解的な鑑賞,かるたゲーム,みな質の高い内容でした。
 この先生は「実践は論より証拠」と昔からおっしゃっていた方です。今回,授業はこうやってやるといいよ,と実際に手本を見せてくださいました。教職員としても,校長としてもとても参考になりました。まさに,学校経営支援です。


「嵐ふく  三室の山の もみぢ葉は 竜田の川の 錦なりけり」
短歌から想像した情景について,聞いているところです。


「三室の山」と「竜田の川」の説明をしています。


にこやかに,子どもたちの優秀さをほめていただきました。


「リズム読み」の様子です。「4拍子で読みましょう」この後,「かるた読み」もやってみました。


Aの「・」は音楽でいう休符です。難しそうですが,子どもたちはすぐできるようになりました。


「ほととぎす 鳴きつる方を ながむれば ただ有明の 月ぞ残れる」で「目に見えているものはなんですか?」の発問です。よく読むと・・・・・。


ゲームは,もり上がりました。でも,やっているうちにだんだん「静かに待つ」ことの必要性がわかってきました。




授業後の感想発表。「今までは百人一首の意味があまりわかっていなかったけど,今日で百人一首にもいろいろな意味があるということがわかりました。」たった2時間でしたが,ここまで学べました。


職員室前まで追いかけてきてお礼を言う子までいました。

14:35