2017/04/09 | 第24回入学式に寄せて | | by:Center |
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校長 三浦 明久
165名の新入生の皆さん、西の原中学校への入学おめでとうございます。西の原中学校の生徒として、自分の「夢」と「目標」の実現を目指し、学習面、生活面で充実した中学校3年間を送ることを期待しています。入学式でも話しましたが、中学校生活において、次の2点を心がけて生活することを願っています。このことは、新入生だけでなく、在校生にもお願いしたいことです。一つ目は、どんなことに対しても「努力をする人」でいてほしいということです。「努力する人は夢を語り、怠ける人は不平・不満を語ります」、努力する人は、自分の夢にブレーキをかけることもありませんし、夢をあきらめることもありません。努力し続けるためには、強い意志と粘り強い気持ちが大切です。二つ目は、毎日の学校生活の中で豊かな人間関係を築いてほしいということです。「人間関係づくりには模範解答はありません」、まずは、「自分を大切にする」ことからはじめてください。自己肯定感、自尊感情、自己有用感、そして、自己有能感まで持つことができれば、「他人を大切にする」ことができます。つまり、「大切な自分」、「大切なあなた」ということになります。そうすれば、お互いを認め合い、お互いを高めていこうとする意識で人間関係づくりが進み、模範解答に近い人間関係を見つけることができます。ぜひ、よろしくお願いいたします。西の原中学校は、ご存じのとおり「制服」と「校則」のない学校です。これまでの先輩たちが創立以来20年以上、この自由な雰囲気の学校を守ってきました。
この校風を守るために「常識と良識」をもつ生徒像が求められ、そのことを見事に実践してきた先輩方が目の前にいます。新入生の皆さん一人ひとりがこのことをきちんと受け止め、このすばらしい伝統を守っていくことも大きな目標の一つとして掲げてほしいと思います。最後になりましたが、本校は、地域と保護者の皆様に支えられ、創立24年目を迎え、生徒数も増加傾向にあります。教職員は、「すべては子どもたちのために」との強い思いを持ち、「情熱」、「笑顔」、「フットワーク」をモットーに明るく活気に満ちた学校づくりをめざし、教育活動を展開してまいります。今後とも子どもたちの幸せと本校発展のために変わらぬご支援、ご協力をお願いいたします。