地域の学校として

 西の原中学校に赴任して一ヵ月半が経過しました。ようやく校内・外の様々なことが見えてきて、わかったことが点であったとすると、現在ではその点と点を結び線に、そして線と線を結び輪郭として学校を取り巻く環境を理解できるようになってきました。
 日がたってしまいましたが、赴任して間もない時期の午前十一時半ごろでした。突然地域の方が紙袋を持って訪ねてこられました。私は給食の検食(生徒が給食をする前に安全かどうか管理職が実際食べて異常の有無を確認する)をしていました。と同時に、本校に長年勤務している職員が入ってきて、その方の紹介をしてくれました。
 その方は、「牧の原お役に立ち隊」という団体の代表の方で、かつては本校の保護者の方とのことでした。
 その方のお話を聞くと、市内のあるショッピングセンターでは、毎月六日に買い物をすると、その日は黄色いレシートが出るのだそうです。お客さんは、その黄色いレシートをショッピングセンター入り口にある自分の指示する団体のボックス(あらかじめ登録してある団体)に、レシートを入れると、その金額の一%に当たる金額の商品をその団体が選べる仕組みになっているとのことでした。 
 事前に、本校職員が団体代表の方から連絡を受け、学校でほしい品物を調査して連絡、購入してくださったとのことでした。品物は、CDラジオカセットレコーダー二台です。二台の品物は、用途にあわせて機能の違う機種になっています。英語科を中心に大切に使用させていただきます。
 本校は開校以来十五年目を迎えています。地域にこのような学校の応援団があることは、心強いの一言に尽きます。
 また、市内では、中学校区毎に「さわやかコミュニティ推進会議」が組織されております。今後とも地域の各団体の皆様のご理解ご協力を受けながら、「地域に開かれた学校」、「地域に支えていただける学校」として、しっかりと地域に根ざした学校づくりに心がけていきたいと思います。                      (校長 櫻井 智彦)