今日は、1時間目に、各学年を見回っていると、体育館から、楽しそうな声が…
なにやら風船をとなりの人とパスし合いながら、走っています。
一体何だ?
けがをしていて、見学していた児童に声をかけてみます。
私:「今日は、お楽しみ会なの?」
児童A:「いいえ、国語の学習で新スポーツを考えて、実際にやってみています。」
私:「国語?新スポーツ?どういうつながりがあるんだ?」
児童A:「1年生といっしょにやるスポーツとして、どんな新しいスポーツができるか話し合いをして考えているのです。」
私:「1年生?話し合い……、なるほど、わかったぞ!」(ここから妄想です。)
児童B「一体、何がわかったんです。」
私:「新スポーツを考えて、学校でブームにさせて、そして、印西市で流行らせて、
ついには、世界にも紹介されて、オリンピック種目になって、有名になるんだね。」
私:「うふふ、あははは、すごいぞお!オリンピック種目の誕生だ!わははははは。」
児童B「先生!先生!しっかりしてください。どうしたんですか?先生!」
私:「オリンピック、金メダル!わはははは、すごいぞ、滝野小!!!」
児童B「先生!いい加減にして下さい!そんなんじゃありません!」
私:「はっ!、私は一体…、どうしたんだ?」(妄想終了です。)
…、久々に悪い癖が出てしまいました。ごめんなさい。
体育館で4年生は、何をしていたのかというと…、
4年生の国語科で「新スポーツを考えよう」という単元があります。
新スポーツを考えるために、誰にどのようにさせるのかを、話し合って考えて行きます。つまり、話し合いの学習なのです。
国語科では、物語や説明文を読んで、考えを深めたりする活動の他に、話し合いの活動があります。
1年生が楽しめるスポーツを考えようという課題について、どんなスポーツが良いか話し合いました。そこで考えたのが「風船パスリレー」です。
話し合いが進む中で、実際にそのスポーツをやってみて、さらに問題点や課題がないかを話し合います。(今日がその場面だったようです。)
学級全体での話し合い、少人数のグループでの話し合い、実際に体を動かしての話し合い…、様々な話し合いの形があります。どれがいいのではなく、課題(話し合う内容)に合わせて、適切な話し合いができるよう指導して参ります。
実際にスポーツをやってみたその後には、パスの仕方が変化したり、折り返し地点が増えたりして、話し合いの成果が現れているようでした。