今日は、全校集会を行いました。
まず始めに、校長室にて、書き初め展覧会と社会を明るくする運動の作文で、優秀な成績をおさめた滝っ子に表彰状を渡しました。
2月の月初め、全校集会を行います。放送での実施が当たり前になってしまっています。全校で集まらなくなって約1年近くになります。
校長先生のお話では、「宮下文庫」についてお話がありました。
印西市内で教壇をとられていた、宮下先生に印西市の小中学校に本を寄付していただきました。先生は、ご病気でお亡くなりになられてしまったのですが、本との出会いを大切にされてきた先生の意思を継いで、印西市の子供たちのために、向こう2年間毎年、本を寄付して下さるそうです。
宮下先生は、「本の魅力」として次のことを伝えられています。
発見 と 共感 です。
本によって新しく知る事は多いでしょう。初めて知って驚かされることもあります。また、本の主人公と同じ気持ちになったり、自分の考えと同じ事に気づかされたり、本が良き理解者の1人になったりします。
GIGAスクール構想により、活字より視覚的なインターフェース(見てすぐ分かるタッチパネルの様なもの)、実物を見ることができる動画などがより身近になっていく状況下で、デジタルの良さと活字の良さの両方が分かる滝っ子になってほしいと願っています。
<甘利のつぶやき(通称:あまつぶ)>
原作を知っていて、その本が後で映画化されたりすると、原作を読んでいたときにイメージしていた主人公と同じだったり、ちょっと違ったりしませんか。(私の場合、大抵違うことが多いです。)台詞や場面も自分が思っていたのと違ったりすることもありますね。活字の文章は、想像力を働かせることができると思います。動画や音声が気軽に手に入る世の中では、この想像力を働かせる場が少なくなるのかと思ったりもします。
宮下文庫を通じて、子供たちに本と出会う機会を増やし、「発見と共感」がたくさんできるようにしていきたいと思います。