ご存じの方も多いと思いますが、本日、子どもたちは避難をしました。
詳細は、以下にてご確認ください。
https://www.city.inzai.lg.jp/0000011564.html(市役所のHPより)
犯行予告が12:30の為、12:00より校庭へ避難を開始しました。
途中雨が降ったり、暑くなったりするので、傘や水筒を準備して避難をしました。
校庭での避難指示は、12:00~13:00まで(市の対策会議の指示)です。
1時間近く、安全確保の為外で静かに待ちます。雨をよける体育館は、施設になるので、体育館に避難することはできないのです。対応も難しい…。
皆さんが気になるのは、「給食どうしたの?」だと思います。避難指示が出ていますので、通常の12:15から給食を食べる事ができません。避難終了後の13:00に教室に戻り、約1時間遅い給食をとりました。「おなかはすいているけれど、命には代えられない。」苦渋の決断です。
市の防災無線が11:00過ぎに放送を流しましたが、学校は、11:30に子どもたちに伝える予定でした。防災無線後は、子どもたちもやや落ち着きがなくなっていました。
本校の4校時は、11:30開始です。私は、理科を教えているので、教室へ向かいます。水にものを溶かす水溶液の展示実験を行うつもりで…、
先生方は、校長先生の指示に従い、状況と避難の方法を子どもたちに伝えていました。子どもたちの中には、「どうせ、うそだ。」「爆発なんて結局無いんだ。」と状況を甘く見ている発言が見られました。そこで担任はこう言ったのです。
「これは、訓練では ありません!」
「これから何がおこるかわからないので、しっかり話をききなさい!」
身内だから褒めているのではありません。強くはっきりとした口調で伝えるその言葉に、はっとさせられました。そうです。訓練ではないのです。
わたしも、心のどこかで、状況を甘く見ていたのかもしれません。
幸い今日は、爆破の報告を聞いていませんが、もしかしたら重大な事故が起こったかもしれません。そういう危機感を持つことに気づかせてくれた瞬間でした。
滝っ子たちは、約1時間、じっと静かに避難ができました。本当によく頑張りました。