滝野は、もうすっかり春です。保護者のみなさん、お元気ですか。
ぼくは、よく覚えてないけど、1月頃だったかな、
ある球根を植えたんだけど・・・
なんて名付けたんだっけ?
そう、君の名前は
ナンダチミハ
君の成長を見守ってきました。このページでも何回も紹介したんだけども
まだまだ、印西は寒かったから、
ナンダチミハは、あまり成長しませんでした。
他にもサクゾウやレイディ、プリンセス、ナカマやあなほり隊とかいろいろいたんだけれど、どれもうまくいかなかったんだ。特にお気に入りのサクゾウは、カバーまで付けて、とっても大事に育てたんだけど、全然成長しなかった。
ナンダチミハ・・・ チミハ、いや君はちがったんだ。
見るたびに、おおきく成長して、もうすく卒業式ってときに、
気温上昇!!さらにつぼみは膨らんで、とうとうチミハ・・・、いや君は姿を現した。
コンニチハ ナンダチミハ
まるで時計で計ったように、卒業式に合わせて咲いてくれたんだ。チミハ・・・いや君は。
ナンダチミハは、何でも見たいたかのように、今日という日に、咲くように、ゆっくり育って行ったのかもしれない。
すごいぞ、ナンダチミハ! ああ、ナンダチミハ!
ついこの間、他の先生に、聞かれたんだ。
「先生がホームページに書いている。ナンダチミハってどれなの?」
私:「えっ?ナンダチミハ?あっ、ああ、ナンダチミハですね?」
私:たたたたっ(ナンダチミハに駆け寄る)
「これが、ナンダチミハです。」
きっと、このとき初めて、チミの、いや君の名を音声の言葉として、発したんだと思う。このとき、なんだか急に恥ずかしくなったのは、なぜだろう?49さいになろうとしているおじさんが、
ナンダチミハを連呼している。どうして、恥ずかしくなったのだろう。
教えてナンダチミハ・・・、 ナン・・・ダ・・・チ・・・ミ・・・
と、とにかく、ナンダチミハのチューリップが、本当に卒業式の日に合わせて、咲いてくれたのは奇跡です。チューリップは、他の花と違って、1発もの(花の期間が短い)なので、ご存じの方なら、なおさら今回の奇跡は、分かっていただけるかと思います。
(前段、ものすごく長くてすみません。文字にすると何でもなかったものが、ことばにすると違う気持ちになるんだって学びました。ちょっと調子に乗りましたすみません。)
あたたかい日差し、あたたかい心に包まれた卒業生は、ちょっとの緊張の中、無事卒業していきました。証書を受け取るときの1人1人の一言は、どの言葉も素晴らしいものでした。卒業生の皆さん改めて、卒業おめでとうございます。滝野小は、いつまでも皆さんを応援しています。
見送りの時にシャッターボタンを押しました。式中は写真が撮れませんでした。すみません。