5年生は、理科の学習で「ふりこの動き」を学んでいます。これまで
理科室や教室で実験したり知識を得たりしてきました。しかし今日は、
体育館で“大きな実験”をしました。その様子を特集します。
《5年:理科「ふりこの動き」
・・ふりこを体感しよう》
先生が体育館に何やら仕掛けをしてあります。ギャラリーの上にはイス
があり、そこからは一本のロープが垂れていました。手にはボールが・
説明を聞くと、子どもたちがグループごとに仕掛けを作り始めました。
ビニール袋を切ってボールが入るように加工しています。それを先程の
ロープにくくりつければ、「巨大ふりこ装置」の完成です。
グループ内で分担をしました。「ボールを離す人」「時間を計る人」
「一緒に走る人」等々、交代しながら数回実験を繰り返します。
ふりこに合わせて走る人が大変そうでした。意外に速く動くようで、
1往復だけでも難しいようです。
タイミングが合わないとスタートの時点で遅れたり、折り返しに間に合
わなかったりするようでした。
今度は上から見てみましょう。この位置からだとボールと人の動きが
シンクロしている様子がよくわかります。
遠目からの撮影でも全体的な動きが伝わってきます。子どもたちも近く
で見ていた感覚とこういった角度の映像を比べてみるとより一層実験の
結果が捉えやすくなりそうです。
理科の実験も体感としてとらえるとまた違う見方ができます。他の教科
でも場所を変えて行うことで体にしみこんでいくものもあります。北小
では校外での活動が難しい分、校内のあらゆる場所を上手く利用して、
子どもたちに学習の楽しさや不思議を伝えていきたいと考えています。