1.研究主題
できる喜び・わかる楽しさを味わえる体育学習を目指して ~ネット型ゲーム授業を通して~
2.研究仮説
【仮説1】
児童の発達段階や実態に応じた運動を適用し、学びの見通しをもたせれば、学習内容の理解が進み、できる喜び・わかる楽しさを味わうことができるだろう。 〔学習内容の明確さ〕
【仮説2】
児童の学びを促進する発問や働きかけ、教具の活用を図れば、学習活動が活性化し、できる喜び・わかる楽しさを味わうことができるだろう。 〔学習意欲の喚起〕
3.研究の方法(検証方法)
(1) ゲームパフォーマンス評価
当該単元で設定した知識・技能(ボール操作・ボールを持たない動き)の成否や回数等について、単元の序盤と終盤のゲーム映像から分析する。
(2) 児童の主観的授業評価
① 診断的評価・総括的評価
単元の事前に診断的評価を、事後に総括的評価を行い、「情意目標」「運動目標」「社会的行動目標」「認識目標」の変容を見る。評価票ならびに診断基準は、高橋らの評価法を適用する。
② 形成的評価
単元進行中に形成的評価を行い、「成果」「関心・意欲」「学び方」「協力」の変容を見ながら、児童の実情を把握したり、学習課題を軌道修正したり、個人やチームに対する支援に活用する。
評価票ならびに診断基準は、高橋らの評価法を適用する。