今年度より、外国語活動・外国語が完全実施になりました。前からやっていたのでは?と思われるのかもしれませんが、昨年度までは、新学習指導要領(学校で学ぶべきことの詳細が記されたもの)の移行期間といって、今年度のための準備期間になっており、実際は、今年と同じように実施していたのですが、学校の事情によって変更や他の教科への代替えなどが認められていました。
今年度から、変更や他教科の代替えが認められず、外国語という一つの教科として実施するようになったのが完全実施です。
3・4年生は、週一回の外国語活動、5・6年生は、週二回の外国語の授業をJET(外国語教育コーディネーター)の沼崎先生、ALT(授業をサポートする外国人講師)の支援で行っています。外国語活動は、外国語に慣れ親しむ活動を行い、外国語は、読み書き、会話など外国語について幅広く学び、テストを行います。
滝野小学校では、1年生から外国語活動を行っています。支援に来てくれるALTがいる日に学年で20分間の短い時間ですが、挨拶や英語のゲームをします。1年生からの外国語活動をここ数年続けてきました。
1年生から英語より「ひらがなや国語」の方が先ではないかという意見もありましたが、本校の特徴として、3・4年になったときの外国語活動で、つまずく児童がほとんどいないという感想をもっている職員が多いのです。これは、少ない時間でも、1年生から外国語に触れる活動を行っているからこそ、実際に教科として学ぶ時期になっても、スムーズに学習に取り組めるようです。
(…良く見てるだけなのでは??)と思われるかもしれませんが、廊下などでALTとすれ違うと「グッモーニン!」「あっ、ジェシカ先生!」など子どもたちから声をかけること多いです。外国人の講師に対して、物怖じしないというか、積極的というか、とってもいい雰囲気です。
全ての児童がそうではありませんが、これから先、英語を話すことが自然にできる児童が増えて行くことを願っています。