今日は、1学期の終業式です。2つの学年ごとに実施をする方法をとりました。
実施にあたっては…
職員同士の共通理解と体育館内でのソーシャルディスタンスの確保です。「印西市内小中学校の新しい生活様式に係る共通理解事項」に従い、隣は1.5M、前後は1Mの間隔をとって整列するようにしました。
校長先生のお話では、まず、「呼ばれたら返事をすること」「話している人の方を見ること」について教えていただきました。そして…、
「やるのは自分」
というお話をして下さいました。気をつけていても、まわりに注意をされても、最後は「自分でやらなければいけない」というお話でした。主体的に取り組む姿について分かりやすく子どもたちに話しました。
校長先生のお話の後は、「夏休みの過ごし方について」、2学年ごとの先生の中から1名代表がお話をしてくれます。
1・2年生の代表は、湯浅先生でした。
「火」「水」「コロナ」「不審者」について、1年生のお友達と一緒にお話をしてくれました。
3・4年生の代表は、小川先生でした。
「元気があれば、なんでもできる!」ことをお話してくれました。
5・6年生の代表は、渡邉先生でした。
「交通事故」「熱中症」「公共の場の過ごし方」「感染症について」を話してくれました。
詳しい内容は、お子さまとの会話のきっかけになればと思います。気温なども気になった終業式の実施でしたが、学年ごとの時差や短い時間での実施、工場扇や換気などの環境対策でなんとが終えることができました。
P.S
「ディスタンス」の意味ってなんだかご存じですか?
「なにをいまさら、間隔や距離のことでしょ!ソーシャルディスタンス!」
その通りなんですが、今の子どもたちは、「ディスタンス」の意味を新型コロナの感染防止をきっかけに「知る」ことになるんですね。
どうしてこんな話をするのかというと、私は、「ディスタンス」をすでに知っていました。授業でも受験勉強でもありません。何だと思いますか?
「ま、まさか…あの… THE ALFEEの…。」
と思われた方、正解です。「星空のディスタンス」です。つまり、日常で気になった事に興味をもち、何だろうと自分で調べたりする活動が子どもたちにもあると言うことです。「星空のディスタンス」は、有名なヒット曲でした。
そこで、「星空」は分かるけど、「ディスタンス」って何?となるわけです。ディスタンスを調べると、「距離や間隔」といった意味にたどり着きます。
「星空のディスタンス」は、遠くにいるすきな人を思う歌だったと認識しています。(詳しい方違ってたらすみません)「ディスタンス」の意味を知る事で、歌全体の世界もつかめたのです。
いつものいけない癖でついつい熱くなってしまいました。ここで言いたいのは、学ぶことは、日常の中にもあり、知りたければ、子どもは自分で答えにたどりつくということです。与える学びにも良いものはありますが、気づく学びは、校長先生が言わんとしている、
「主体的に学ぶ」
ことに近いのではないでしょうか?
本来なら、たくさん経験をし「気付きの学び」をする夏休みが、短く、制限のあるもであるのは残念です。しかし。世界の状況を見るとやむを得ないところもあります。
明日からの夏休みが、健康で安全で、実りあるものとなるよう願っております。
良い夏休みをお過ごし下さい。長文失礼しました。