新入生の靴箱 教室のロッカー
1年生の机(名前シール) 廊下の掲示物コーナー
入学式当日こんな光景を目にしました新入生の男の子が「ボクのくつばこはあるかな?」と不安そうにお母さんに聞いていました。お母さんは「ほら、ちゃんとここにあるじゃない。安心しなさい。」とニコニコしながら言いました。男の子は「くつばこ」をさがしながら不安そうにしていましたが、自分の靴箱を見つけると納得し安心したようでした。何気ない光景ですが、とても大事な場面でした。 人は自己の存在が認められると安定します。そのためには、自分の靴箱・机・椅子・ロッカー等がきちんと用意されていることが不可欠です。もし、当日靴箱があっても、ロッカーがなかったり、入学式会場に椅子が用意されていなかったりしたら、がっかりしたり寂しい思いをしたりします。ですから、学校では子供の人数、名前とそれに見合う靴箱等がそろっているかの確認を、何度も何度もします。これは、在校生でも同じです。名札を付けたりクリアシートを掲示したりと、もれ落ちなく行っていきます。つまり「子どもたちの居場所づくり」をするのです。