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全児童数 86名
 

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〒270-1605
 千葉県印西市平賀1161−2

【アクセス】
 京成酒々井駅から ちばグリーンバス 学園台行,印旛日本医大駅行 学園台前下車 徒歩5分

 印旛日本医大駅から ちばグリーンバス 京成酒々井駅【西口】行 学園台前下車 徒歩5分
 

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2018/12/03

12月全校朝会~思いやり,思いやられ,感謝する~

Tweet ThisSend to Facebook | by:担当1
 おはようございます。
 あなたは,今幸せですか?
 そう感じる理由は何でしょうか?
 ところで,12月10日は,何の日でしょか?
 「(世界)人権デー」といって,世界中で「人権」について考える日になっています。平賀小でも,道徳の授業で人権について考えたり,人権標語を作成したりします。11月21日には,1年生が人権擁護委員の方々をお招きして人権教室を実施しました。また,保健室にはみなさんから,もらってうれしい言葉や伝えてうれしい言葉を集めて「ありがとうのプレゼント」として掲示します。
 では,「人権」とは,何でしょうか?
 人権とは,“人間が人間らしく生きる権利で,生まれながらにしてもっているもので,憲法でもすべての国民に保障されているもの”です。ちょっとわかりづらいですね。簡単に言ってしまえば,“命が守られ幸せになる権利”です。そして,「人権」は,あなたにも,私にも,すべての人にあるのです。
 よく幸せなことを「天国のようだ」,不幸なことを「地獄のようだ」と言うことがありますが,天国や地獄はどのようなところなのでしょうか。
 「天国と地獄の長い箸」という昔から語り継がれてきたお話がありますので,一緒に見てみましょう。

 

昔,ある男が閻魔大王に会いに行き,天国と地獄というのは,どういう世界なのかを聞きました。すると,閻魔大王は,男に天国のようすと地獄のようすをそれぞれ見せてくれました。

最初に,地獄へ行ってみると,そこはちょうど昼食の時間でした。 食卓の両側には,罪人たちが,ずらりと並んでいます。「地獄のことだから,きっと粗末な食事に違いない」と思ってテーブルの上を見ると,なんと,豪華な料理が山盛りにならんでいます。それなのに,罪人たちは,皆,ガリガリにやせこけています。「おかしいぞ」と思って,よく見ると,彼らの手には非常に長い箸が握られていました。恐らく1メートル以上もある長い箸でした。罪人たちは,その長い箸を必死に動かして,ご馳走を自分の口へ入れようとしますが, とても入りません。イライラして,怒りだす者もいます。それどころか,隣の人が箸でつまんだ料理を奪おうとして,醜い争いが始まったのです。

次に,男は,天国へ向かいました。 夕食の時間らしく,食卓に仲良く座っていました。もちろん,豪華な料理が山盛りにならんでいます。「天国の人は,さすがに皆,ふくよかで,肌もつややかだな」と思いながら,ふと箸に目をやると,それは地獄と同じように1メートル以上もあるのです。「いったい,地獄と天国は,どこが違うのだろうか?」と疑問に思いながら,夕食が始まるのをじっと見ていると,その謎が解けました。天国の住人は,長い箸でご馳走をはさむと,「どうぞ」と言って,自分の向こう側の人に食べさせ始めたのです。にっこりほほ笑む相手は,「ありがとうございました。今度は,お返ししますよ。あなたは,何がお好きですか」と,自分にも食べさせてくれました。男は,「なるほど,天国へ行っている人は心掛けが違うわい」と言って感心したという話です。



 同じ食事を前にしながら,地獄では俺が俺がと先を争い傷つけあっています。自分のしたいことばかりをかなえようとしたり,自分さえよければという考えで自分勝手な行動をしたりしたら,みんなに嫌われて一人ぼっちになってしまします。結局は幸せにはなれません。まわりの人も,悲しい思いや嫌な思いをして不幸になります。天国のように,相手を思いやり,相手から思いやられ,感謝しながら生活できたら,自分もまわりの人も幸せになれるのではないでしょうか。これが,「人権」を尊重するということなのです。

校長先生は,平賀小は天国のようなところでありたいと願っています。
 
 
 
 

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