1945年8月15日の終戦から79年。多くの人の命や日常を奪った戦争が現実に身近にあったことを「8月15日」になると考えさせられます。現在も、世界に目をやるとリアルに戦争が行われているのが現実です。「自分に何ができるのか」「日常の平和の大切さ」「みんなの幸せ」など、考えるときりがありません。
印西市の東の原公園に「掩体壕(えんたいごう)」を模した遊具があります。飛行機を爆撃から守るために作られた「掩体」は、幅30メートル、高さ3メートル程度の馬蹄形に積み上げられた土の中に飛行機を隠したものです。印旛飛行場周辺の掩体壕は、草や木を上に乗せ、偽装したそうです。印西のニュータウンには36基、あったことが確認されています。本物は作谷川防災調節池の西側に保存されています。
小学校の国語科4年生・6年生には「一つの花」「川とノリオ」という戦争教材が取り上げられ、子供たちなりに考える機会があります。8月15日を機会に、改めて自分なりに「戦争」「平和」などについて考えてみたいと思います。