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今日の船穂中2024 >> 記事詳細

2024/03/19

読み聞かせ

Tweet ThisSend to Facebook | by:Shin
 今日は、今年度最後の読み聞かせを1Aで行いました。『コートのお話』です。
寒い地方に住んでいた人がコートを仕立てました。そのコートをボロボロになるまで着ました。コートが着られなくなったのでジャケットに作り替えました。ジャケットがボロボロになるとベストに作り替え、ベストがボロボロになると帽子になり、そして、蝶ネクタイになり、蝶ネクタイがボロボロになると、くるみボタンになり、最後には、そのくるみボタンもボロボロになってしまいました。しかし、その人は、その後に何かを作りました。さて、なんでしょう?


最後に、このコートの話を作りました。温かくて素敵な話でした。ものを大切にする心、それをさらに使うために工夫すること、そして物はなくなってしまっても永遠に語り継がれる『話(本)』になりました。大切なもの、ことは、残っていくものだと感じました。世の中には、そういうものがたくさん残されています。歴史上には残せなくても、私たちの身近な生活の中でも残せることがたくさんあります。この船穂中学校の歴史と伝統もその中の一つだと思います。

 この話をみなさんにするために、模造紙にコートの絵を学校司書の先生が描きました。絵を描くのは、中学校以来だったそうですが、中学校の頃に美術の先生に教わったことがいきたそうです。今、みんなの習っていることが、何十年か後に再び役に立つことがあるので、今、学んでいることを一生懸命に取り組んでほしいというメッセージを残してくれました。
心に響くお話しを一年間、ありがとうございました。

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