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2023/03/02

3月掲示板・読み聞かせ(3年生)

Tweet ThisSend to Facebook | by:Shin
 美術部制作の3月の掲示板ができました。「卒業」に向けた素敵な掲示物です。しみじみしてきますね。


そして、今日は、予餞会です。昨日、招待状係の生徒たちが、3年生一人一人の机に置いていました。午後の予餞会が楽しみです。中学校生活のたくさんの思い出が、走馬灯のように懐かしく思い出されることでしょう。正門近くの梅の花が春の訪れを感じさせてくれます。

 3A2月28日(火)、3Bは本日、朝読書の時間は3年生にとって最後の読み聞かせの時間でした。「つみきのいえ」というお話を学校司書さんが読んでくださいました。

 内容は、海の中にある町の海の上に建っている家で暮らすおじいいさんの話です。だんだん海水の水位が上がってきて家が水没するとその上に新しい家を建て、積み木のような家ができあがっていきます。ある日、家を建てようとしたところ、大事な大工道具を海の中に落としてしまいます。潜水服を着ておじいさんが、海に潜ります。一つ一つ、下の家に潜るたびにおばあさんとの思い出、小さかった子どもたちとの思い出など次々と幸せだった頃の記憶がよみがえってくるというお話でした。






 最後に学校司書の先生から、3年生に向けて話をしてくださいました。「20年後、皆さんは何歳ですか?35歳ですね。何をしているでしょう。どこにいるのでしょう。国内?海外?どんな仕事をしている? 以前読んだ本の内容に、『今、20年後の自分をつくっている。脳も皮膚も心も人としても。』つみきのいえのように、みなさんも自分を築いています。だから、今を大切に精一杯生きてほしい。たくさんの経験を積んで、未来の自分に向かって4月からの新しい場所で輝いてほしい。」という思いを3年生に伝えてくださいました。

 図書室に行くと、生徒の皆さんが本の内容がわかるように、そして、手に取りやすいように学校司書の先生が本のポップをたくさん作ってくださっていましたね。掲示物にも、図書便りにも。これからも、本を身近な存在として手の届くところに置き、たくさんの本を読んでほしいという願いが込められたと思います。本との出会い、人との出会いを大切にして、次のステージでさらに輝くことを祈っています。

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