日誌

今日の船穂中2024 >> 記事詳細

2024/01/26

道徳

Tweet ThisSend to Facebook | by:Shin
 1校時目は、道徳科の授業でした。
1年生は、『全ての人に安心、安全な水を』という、水質浄化剤を発明した小田兼利さんの話でした。


小田さん自身、平成7年阪神・淡路大震災の際、供給車の前に長蛇の列をつくって並んだ中の1人でした。すぐそばにあった池を見て、「この池の水をきれいにできたら…もっとたくさんの人を助けたい」という思いから研究を続け、災害にあった地域や国、開発途上国に安心で安全な水を提供し、最終的には、発明した水質浄化剤が開発途上国の人々の健康問題の改善を手助けし、さらには雇用を生み出し、現地の人々が運営できる事業まで作り出しました。小田さんの生き方から、生徒自身、学ぶことも多かったことでしょう。

2年生は、『本当の友達って』という内容の話でした。本当の友達とはどういう存在か、心から信頼できる友達とは、どういう人かについて考えました。


人間関係の構築の仕方、コミュニケーションの取り方、たくさんの経験の中から学んでいってほしいと思います。そして、互いに向上していける関係、信頼し合える関係、助け合える関係を築いていってほしいと思います。今も、これから大人になっても、自分が過ごす(生活する)場所では、人間関係づくりが必要です。よい人間関係を築いていくためには、自分を磨いていくということが大切です。

3Bの道徳は、『Best Friend』という、西野カナさん、Kiroroの曲より、「よりよい友達関係をつくろうという心情を育てる」というねらいの教材でした。曲を聴きながら、好きな歌詞に線を引き、自分の考えを伝えていきました。今日は、担任ではない教諭が授業をしました。

3年生は、エスカレーター式に上がってきた小学校、中学校という生活から、いよいよ4月からは、それぞれが選択した道に進んでいきます。仲間と過ごした中学校3年間、楽しかったこと、助け合ったこと、励まし合ったこと、友達と衝突したこと等、そういうことを経験しての3年間だったと思います。かけがえのない仲間や親友と呼べる人もできたことでしょう。また、これからの人もいると思います。親とは、また違った存在です。今の仲間もこれから出会う仲間も大切にしていきましょう。

3Aは、『裁判員制度を考える』という教材でした。裁判員が選ばれるまでの流れや裁判員を経験した人たちが、この制度に対してどう感じているのか、またこの制度に対してどのような考えをもっているのか等のデータのもと、社会の一員として考えていきました。成人年齢引き下げに伴う法改正で、裁判員の年齢も20歳から18歳に引き下げられました。遠くない未来のことです。

10:58 | 投票する | 投票数(1) | コメント(0)