学校の卒業式・入学式等の開催に関する考え方について
(令和2年2月25日時点)
新型コロナウイルスに関しては、感染の拡大を防ぐために現在重要な時期にあり、イベ
ントの開催に関しては、
○最新の感染の発生状況を踏まえると、例えば屋内などで、お互いの距離が十分にとれ
ない状況で一定時間いることが、感染のリスクを高めること
○イベント等の主催者においては、感染拡大の防止という観点から、感染の広がり、会
場の状況等を踏まえ、開催の必要性を改めて検討していただきたいこと
○なお、イベント等の開催については、現時点で政府として一律の自粛要請を行うもの
ではないことという考え方を、政府から国民の皆さまに示しているところです。
学校の卒業式や入学式等については、かけがえのない行事であり、現時点で、政府とし
て一律の自粛要請を行うものではありませんが、特に感染が発生している地域におきまし
ては、学校の設置者において、実施方法の変更や延期などを含め、対応を検討していただ
くようお願いします。
また、実施する場合には、下記のような感染拡大防止の措置をとっていただくととも
に、実施方法の工夫の例についても併せて示しますので、参考にしてください。
<感染拡大防止の措置>
・風邪のような症状のある方には参加をしないよう徹底
・参加者への手洗いや咳エチケットの推奨、可能な範囲でアルコール消毒薬の設置
・こまめな換気の実施
<開催方式の工夫の例>
・参加人数を抑えること(在校生の参加の取りやめ、保護者の参加人数を最小限とす
る、保護者を別会場とする等)
・会場の椅子の間隔を空けて、参加者間のスペースを確保すること
・式典の内容を精選し、式典全体の時間を短縮すること(祝辞の割愛、式辞等の文書で
の配付、卒業証書は代表児童生徒のみに授与など)
・予行等は取りやめ、式典当日のみの実施とすること
※卒業式を想定していますが、必要に応じ入学式にも応用ください。
このような文科省からの通知に従い
本日入学式が行われました。新型コロナウイルスの感染拡大防止のため、在校生は出席せず、式典の時間を半分に短縮するなど異例の入学式となりました。
朝から新1年生と保護者がマスク姿で訪れてくれました。新型コロナウイルスの感染拡大防止のため、会場入口で教頭先生が検温、消毒。会場内は窓を開けて換気を良くし、座席の間隔も広くてとっています。例年は在校生も参加して国歌、校歌を斉唱しますが、今年は在校生の参加せず校歌のCDを事前に配付するだけとなりました。短縮化で15分ほどで入学式は終わりました。まだまだ不安の中での入学式となりましたが、新1年生たちは「うれしい気持ち」「楽しみです」「勉強がんばる」などと張り切っていました。
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