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2024/04/09

入学式

Tweet ThisSend to Facebook | by:西の原中
 一雨ごとに暖かさが増し、校庭の桜も満開を迎えました。木々の緑が生命の息吹を感じさせるこの春の日に、印西市長 板倉正直様、印西市教育委員 豊田光弘様、印西市議会議員 軍司俊紀様をはじめ、多数のご来賓のみなさまのご臨席を賜り、印西市立西の原中学校第三十一回入学式を挙行できますことを、厚く御礼申し上げます。
 二百二十六名の新入生のみなさん、ご入学おめでとうございます。今日からみなさんは、本校の一員です。目をきらきらと輝かせて入場する姿や、一生懸命な返事から「今日から西の原中生として頑張ろう」という意気込みを感じました。みなさんは中学一年生としてとても立派です。
  さて、中学校生活が始まる今日、この日に、新入生のみなさんに、知ってほしいことがあります。それは、本校が「社会に対応し 心豊かにたくましく生きる 若者の育成」という教育目標を掲げていること、そして「常識と良識をもった生徒」という生徒像を、理想としているということです。
 「社会に対応し」とは、世の中の様々な問題に立ち向かう力を、「心豊かに」とは、温かい心と豊かな感性を、そして「たくましく生きる」とは、知恵をつけ、活力あふれる毎日を送ってほしいということです。
 みなさんには、正解のない問いへの答えを見いだそうと探求する力をつけ、地域の一員として、思いやりある立派な中学生になってほしいと思います。

 具体的には、本校が目指す3つの生徒像を意識して生活しましょう。
一 意欲をもって学び、確かな学力を身につけた生徒
二 健康でたくましく、ねばり強くがんばりぬく生徒
三 互いのよさを認め合い、節度ある行動をとる生徒
 この理想像を、代々の生徒たちは大切にしてきました。本校はご存じの通り、制服や校則のない学校です。開校以来三十年以上、先輩たちがこの自由な校風を守ってきました。みなさんもその伝統を受け継ぎ、常識と良識を兼ね備えた、すばらしい西中生になりましょう。
 中学校生活は、長い人生の中でも、最も伸び盛りの大切な時期です。一日も早く中学校生活に慣れ、充実した毎日を送ってください。また、友だちのよいところから学び、互いに切磋琢磨しましょう。本校を卒業するときに「西中で学んでよかった」と思えるよう、頑張ってほしいと思います。

 最後になりましたが、保護者のみなさまに一言ご挨拶を申し上げます。
 本日はお子さまのご入学、誠におめでとうございます。正装して、大人っぽい顔つきとなったお子さまを見て、お喜びもひとしおのことと拝察いたします。
 今日からは、私ども教職員と保護者のみなさまが手を携え、共にお子さまを教え導くパートナーとして、次代を担う若者をたくましく育てていきたいと思います。本校教育活動に、温かいご支援とご協力を賜りますようお願い申し上げます。
 結びに、新入生二二六名を迎え、全校生徒七一六名が、自分の意見をしっかりともち、それを他に発信できる、「常識と良識」を兼ね備えた西中生へと育つよう、本校教職員一同、全力を尽くすことをお誓い申し上げ、式辞といたします。

 令和六年四月九日         印西市立西の原中学校長  臼井昌章

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