学校長より

学校長より
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2024/04/17

保護者会

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 校長の臼井昌章でございます。どうぞよろしくお願いいたします。
 本校は平成6年に全校生徒38名で開校いたしました。今年は716名と当時の20倍近く、開校以来最多生徒数となっている、市内で最も勢いのある地区の中学校です。
 さて、この多くの生徒たちを育てるための本校の教育目標は、「社会に対応し 心豊かにたくましく生きる若者の育成」です。理想とする生徒像の「常識と良識をもった生徒」と合わせて、この目標を目指して参ります。
 西中生のみんなが日々通いたい、保護者のみなさまが通わせたい、そして教職員がやりがいをもって働き続けたいと感じる学校を、保護者のみなさまとともに作っていきたいと思います。
 
 教職員の勤務時間について話題となって久しいです。われわれ教職員の勤務時間は8:00~16:30ですが、中学校は7:00から部活動の朝練習、最終下校時刻前まで放課後練習があり、勤務時間通りとは参りません。働き方改革や持続可能な活動の観点から、今年度は夏期の最終下校時刻を15分縮め、17:15としました。また、放課後の時間を捻出するため、清掃活動を1日おきに実施することとしました。そして、音声メッセージ対応電話の時間を、昨年度よりも長くして、18:00~翌朝7:30としました。趣旨をご理解の上、ご協力をお願いいたします。

 それでは本校職員を紹介します。しおりの最初のページをご覧ください。敬称を略します。時間の都合上、教科や部活動はしおりでご確認ください。


18:59 | 投票する | 投票数(2) | コメント(0)
2024/04/10

新入生歓迎会

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 今日初めて、この体育館に全校生徒716名が集いました。令和6年度の正式なスタートです。
 みなさんは西の原中の教育目標を知っていますか? 「社会に対応し、心豊かにたくましく生きる若者の育成」です。そして理想の生徒像は「常識と良識を持った生徒」ですね。生徒会活動は、常識と良識を働かせて、自分たちの生活を自分たちでよりよくしていこうという自治活動です。
 この会は生徒会役員のみなさんが中心となって企画し、各専門委員会の委員長さんや部活動の部長さん、そして上級生のみなさんとともに進行している、自治的な行事です。
 1年生のみなさんは、この新入生歓迎会で聞いたことを元に、西中の生徒会活動をイメージし、先輩たちの自治活動に早く追いつけるように頑張ってほしいと思います。
 また、中学校生活では、部活動を楽しみにしているみなさんが多いと思います。今日の各部のパフォーマンスと、仮入部期間中の活動をよく見て体験し、ぜひ3年間情熱を燃やせる部活動を見つけ、一生懸命練習に励み、かっこいい西中生になってください。
 今日の会を企画・運営してくれた生徒会役員のみなさんをはじめ、2・3年生のみなさん、話もパフォーマンスもさすが西中の上級生という内容でした。とてもよかったですよ。どうもありがとうございました。

15:29 | 投票する | 投票数(2) | コメント(0)
2024/04/09

入学式

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 一雨ごとに暖かさが増し、校庭の桜も満開を迎えました。木々の緑が生命の息吹を感じさせるこの春の日に、印西市長 板倉正直様、印西市教育委員 豊田光弘様、印西市議会議員 軍司俊紀様をはじめ、多数のご来賓のみなさまのご臨席を賜り、印西市立西の原中学校第三十一回入学式を挙行できますことを、厚く御礼申し上げます。
 二百二十六名の新入生のみなさん、ご入学おめでとうございます。今日からみなさんは、本校の一員です。目をきらきらと輝かせて入場する姿や、一生懸命な返事から「今日から西の原中生として頑張ろう」という意気込みを感じました。みなさんは中学一年生としてとても立派です。
  さて、中学校生活が始まる今日、この日に、新入生のみなさんに、知ってほしいことがあります。それは、本校が「社会に対応し 心豊かにたくましく生きる 若者の育成」という教育目標を掲げていること、そして「常識と良識をもった生徒」という生徒像を、理想としているということです。
 「社会に対応し」とは、世の中の様々な問題に立ち向かう力を、「心豊かに」とは、温かい心と豊かな感性を、そして「たくましく生きる」とは、知恵をつけ、活力あふれる毎日を送ってほしいということです。
 みなさんには、正解のない問いへの答えを見いだそうと探求する力をつけ、地域の一員として、思いやりある立派な中学生になってほしいと思います。

 具体的には、本校が目指す3つの生徒像を意識して生活しましょう。
一 意欲をもって学び、確かな学力を身につけた生徒
二 健康でたくましく、ねばり強くがんばりぬく生徒
三 互いのよさを認め合い、節度ある行動をとる生徒
 この理想像を、代々の生徒たちは大切にしてきました。本校はご存じの通り、制服や校則のない学校です。開校以来三十年以上、先輩たちがこの自由な校風を守ってきました。みなさんもその伝統を受け継ぎ、常識と良識を兼ね備えた、すばらしい西中生になりましょう。
 中学校生活は、長い人生の中でも、最も伸び盛りの大切な時期です。一日も早く中学校生活に慣れ、充実した毎日を送ってください。また、友だちのよいところから学び、互いに切磋琢磨しましょう。本校を卒業するときに「西中で学んでよかった」と思えるよう、頑張ってほしいと思います。

 最後になりましたが、保護者のみなさまに一言ご挨拶を申し上げます。
 本日はお子さまのご入学、誠におめでとうございます。正装して、大人っぽい顔つきとなったお子さまを見て、お喜びもひとしおのことと拝察いたします。
 今日からは、私ども教職員と保護者のみなさまが手を携え、共にお子さまを教え導くパートナーとして、次代を担う若者をたくましく育てていきたいと思います。本校教育活動に、温かいご支援とご協力を賜りますようお願い申し上げます。
 結びに、新入生二二六名を迎え、全校生徒七一六名が、自分の意見をしっかりともち、それを他に発信できる、「常識と良識」を兼ね備えた西中生へと育つよう、本校教職員一同、全力を尽くすことをお誓い申し上げ、式辞といたします。

 令和六年四月九日         印西市立西の原中学校長  臼井昌章

12:45 | 投票する | 投票数(5) | コメント(0)
2024/04/08

始業式

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 令和6年度が始まりました。もうすっかり春爛漫です。昨年度5月に、新型コロナウイルス感染症の感染症法上の分類が、それまでの2類から5類へと変更され、様々な活動をめいっぱいできるようになってきました。ただ小学校時代を含めたそれまでの3年あまりは、制限が多くて大変でしたよね。こんな辛い経験は二度としたくない、そう思った人はきっとたくさんいると思います。
 しかし、大変だった経験は人を成長させ、優しくもします。この期間にみなさんは3年分の倍以上も成長したのではないか、と思います。
 日本刀を考えてみてください。玉鋼と呼ばれる鉄鉱石を熱して溶かし、不純物を取り除き、炭素1パーセントをはじめ様々な化学成分を混ぜ、また溶かしながら何度も折り返して固め、たたいて伸ばし形を整え、水に入れて冷やし、また熱して焼きを入れます。最後には研いで削り、磨き上げるのです。もし日本刀に感情があったとしたら、自分が800度もの高温で熱せられたり、急に冷やされたり、たたかれたり、削られたりすることは決して望まないでしょう。しかしこうした経験が、折れず曲がらず、切れ味鋭く、美術品とも称されるような美しい剣を生み出しているのです。
 みなさんは成長し、優しさとたくましさを兼ね備えた最高学年、そして中堅学年として、明日入学してくる新入生を教え導き、西中を最高の学校にしてほしいと思います。
 さて、そんな最高の学校となることを目指して定めた本校の学校教育目標は、「社会に対応し 心豊かにたくましく生きる 若者の育成」です。理想とする生徒像の「常識と良識をもった生徒」とともに、合い言葉にしていきましょう。
 ここに集うみなさんの力を合わせて、生徒のみなさんが毎日通いたい、保護者のみなさんが通わせたい、そして教職員が働きたいと感じる学校を作っていきましょう。
 「常識と良識」を胸に、今年1年大いに勉強し、心と体を鍛えてください。みなさんがすばらしい先輩として西中を引っ張っていく姿を、楽しみにしています。

11:20 | 投票する | 投票数(3) | コメント(0)
2024/03/22

修了式

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 今年度の卒業式は、2年生が3年生の前で生の歌声を披露することができ、本当によかったと思います。また、全校生徒で予行練習できたこともよかったです。動画で視聴したと思いますが、卒業生一人ひとりが、担任の先生に呼ばれて返した返事の素晴らしさを感じとったと思います。また、2年生の合唱や入退場の態度、1年生の予行での態度もすばらしかったです。それぞれ進級するにふさわしい成長を見ることができ、うれしく感じました。
 先ほど、各学年の代表生徒に修了証を渡しました。修了とは「各学年が今日で終わった」という意味ではありません。それぞれの学年で取り組んできた学習内容がしっかりと身につき、心が成長したという意味です。
 今年度1年間、さまざまな面で努力してきた中で、成果は出たでしょうか。みなさんは年度初めに目標を立て、それに向けて努力をしてきました。よほどの怠け者でないかぎり、何らかの努力はするものです。
 問題はその努力が続くかどうかです。誰でも目に見えるものや、すぐに成果が出せるものに対しては努力が続きます。しかし、見えにくいもの、時間がかかるもの、成果がなかなか現れないものには、努力が続かない傾向があります。
 成果が現れないときこそ、粘り強くがんばることが大切だと思います。身の回りの草木は、冬の間は1ミリも成長しないように見えます。しかし温かくなる春を迎えると、一斉に芽吹き、葉を茂らせ、枝や幹を伸ばします。冬の間に縮こまっていたわけではなく、私たちの目に見えない地面の下で、しっかり根を張り、伸ばしていたんです。
 今の努力が、将来の自分を形作り、人生を変えます。
 今日これからみなさんは、通知票を担任の先生から受け取ります。学習の記録や所見の欄に、みなさんが一生懸命取り組んだ成果や課題が示されています。全ての面で成果が現れたとは限りません。そんな時こそ力をためて、いずれ大きな花を咲かせるのだと、がんばってほしいと思います。100回やってみてできなくとも、101回目にできるようになるかもしれないのです。シュートを100回練習しても入らなかったけれど、101回目から入るようになるかもしれません。諦めたらそこで試合終了です、という有名な言葉があります。自分で限界をつくってしまわず、自分の限界を、可能性を広げていきましょう。
 4月からは新入生が入学してきます。1・2年生のみなさんは2・3年生へと進級しますね。ぜひ新入生のお手本となってください。期待しています。3月末の離任式と、4月初めの始業式に、元気な笑顔で再会することを楽しみにしています。

10:28 | 投票する | 投票数(3) | コメント(0)
2024/03/13

卒業式

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 暖かな春のひざしに包まれ、校庭の木々や花々も卒業生のみなさんの門出を祝福してくれるかのようです。本日この佳き日に、印西市教育委員会教育部長・土屋茂巳さま、印西市議会議員郡司俊紀さまをはじめ、ご来賓のみなさまと、多くの保護者のみなさまにご出席いただき、印西市立西の原中学校第三十回卒業式を挙行できますことを大変うれしく思います。
 保護者のみなさまは、この三年間で心も体も見違えるほど成長したお子さまの姿に、お喜びもひとしおのことと思います。心よりお祝い申しあげます。
 さて、二百十名の卒業生のみなさん。ご卒業おめでとうございます。
 三年間を振り返ると、たくさんの思い出がよみがえってくることでしょう。新しい友達と出会った入学式。悪天候の中みんなで出かけた鴨川シーワールド校外学習。二年時には岩井海岸で自然教室を実施し、富山登山やキャンプファイヤーで仲間との絆を深めました。最高学年となった今年度は、公共交通機関を利用して京都・奈良修学旅行に出かけました。幸い天候に恵まれ、計画した全ての活動をやりきり、楽しいひとときを過ごしました。
 中学校生活の三分の二は、感染症予防のため、我慢を強いられることがありました。換気のため、夏の熱い空気や冬の寒い風が入ってくる教室、手洗いや消毒も習慣となりました。
 そんな中みなさんは、自分のため、お互いのため、学校生活に前向きに取り組みました。タブレットを活用した授業に食らいつき、級友の意見を聞いて自分の考えを練り上げ、その考えを皆に伝えることでさらに学びを深めました。
 夏の総体や展覧会でも全力を尽くし、数多くの部活動が千葉県大会に出場しました。その中でさらに関東大会に出場して優勝したり、全国大会に出場したり、ジャンプロープの世界大会や体操の全国中学生大会で優勝を果たすという輝かしい成績を残した選手もおります。今後のみなさんの活躍が楽しみです。
 学校行事では、例年と違い体育祭前に行うこととなった銀杏祭。クラスみんなで声を合わせ、心を一つにして迫力ある歌声を披露し、後輩たちのよきお手本となりました。その後の、十月末に行われた体育祭では、あの夏を思い起こさせるような、若さあふれる熱い応援で全校をリードし、大いに行事を盛り上げました。
 授業を始め、生徒会活動や部活動、そして行事活動で本校を引っ張ってきたみなさんは、学校教育目標の「社会に対応し、心豊かにたくましく生きる若者の育成」、そして合い言葉の「常識と良識を持った生徒」を体現する卒業生です。これから、本校で培った力を基に、自分の夢に向かって大きく羽ばたいてください。みなさんが将来独り立ちし、社会の礎となる立派な大人になる日を楽しみにしています。
 みなさんは今日、中学校の全教育課程を修了し、卒業します。これは自分の頑張りもさることながら、陰日向なく毎日みなさんを応援し、支えてくださった保護者のみなさまのおかげです。家に帰って、親御さんに卒業証書を見せて、ぜひ、感謝の気持ちを伝えましょう。
 ご参列くださいました保護者のみなさま、お子さまのご卒業、誠におめでとうございます。
 お子さまたちは九年間の義務教育を、本日立派に修了しました。思春期の中学生の生活は、ハラハラドキドキの連続で、親として、言葉では表しきれないご苦労もあったろうと拝察いたします。これまで三年間、本校教育に深いご理解とたくさんのご支援をいただきました。この場をお借りし、厚く御礼申し上げます。
 最後になりましたが、ご来賓のみなさまには公私ともにご多用の中、本校卒業式にご臨席をたまわり、誠にありがとうございました。三年生がたくましく育ち、今日胸を張って卒業できますのも、地域のみなさまのおかげと感謝申し上げます。どうぞこれからも、本校卒業生を温かく応援してくださいますよう心よりお願い申し上げ、式辞といたします。

令和六年三月十三日
印西市立西の原中学校長 臼井 昌章

12:20 | 投票する | 投票数(3) | コメント(0)
2024/03/01

予餞会

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 面白かったですね~。3年生のみなさんが1・2年生の頃のことは、私は知りませんでしたが、こんな楽しいエピソードがあったんですね。3年生のみなさんはとっても懐かしく振り返ったことでしょう。群読や合唱、寸劇やダンスなどの出し物も、よかったですよ~。招待状や飾り付けも素敵でした。裏方として全体を支えたシナリオライターや、音響・証明もタイミングバッチリで、よく頑張りました。3年生のために、知恵を絞って楽しませる工夫をし、時間をかけて準備してくれた、生徒会本部や予餞会実行委員をはじめとした1・2年生のみなさんに、拍手を贈りましょう。どうもありがとうございました。
 予餞会のできを見て、3年生は下級生たちが本当に成長したことを感じたでしょう。これから2年生が西中を背負って立ち、1年生がそれを支えていくことが予想できる、そんな素晴らしい会でした。校長として、1・2年生のみなさんの活躍を頼もしく思います。

 とうとう予餞会が終わってしまいました。3年生のみなさんはさすが、観客としても一流で、会を盛り上げてくれましたね~。今まで西中の顔として活躍してくれた3年生が、卒業していなくなってしまいます。卒業自体はめでたいことですが、やはりさみしく感じます。ただ3年生のみなさんには、中学時代はよかった、けれど今はそれ以上に素晴らしいという気持ちで、自分でつかみ取った次のステージでさらに活躍してほしい、そんなふうに願っています。

14:45 | 投票する | 投票数(4) | コメント(0)
2024/01/09

3学期始業式

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 みなさん、新年おめでとうございます。今年もよろしくお願いします。新年早々、大きな地震や事故がありましたが、それを乗り越えて、よい年にしたいですね。
 「笑う門には福来たる」といいます。この言葉は昔の人々の経験から生まれたものですが、最近では科学的にも「笑うことで体の免疫機能が高まる」ことが証明されているそうです。
 笑うことで、幸せな気分を感じさせるエンドルフィンや、やる気をかき立てるドーパミン、心地よさや穏やかさを生み出すセロトニンなどのホルモンが脳内に分泌され、ストレスが解消し、プラス思考になるのだそうです。
 さて、人は一日の中でも場面によって、喜ぶ・怒る・悲しむなどさまざまな表情を見せます。みなさんは、友だちや周りにいる人のどんな表情が好きでしょうか?
 私にとって、みなさんの表情の中で最も印象深く、見ているこちらまで幸せな気分にしてくれるのが「笑顔」です。たとえマスク越しでも、目や表情で笑顔は伝わってきます。
 ある調査によれば、小学生は一日平均100回は笑うそうです。しかし、大人になると一日平均17回に減ってしまうのだそうです。これはどうやらストレスと関係があり、大人になればなるほど、ストレスで笑顔になれない、笑顔になれないからストレスがたまる、という悪循環に陥るようです。
 今は感染症の予防対策や、高校受験を間近に控えて、不安やイライラが募りやすい時期です。心の状態がそのまま顔に出てしまい、暗い表情になることがあるかもしれません。そんな、悩んでいるときや不安なときこそ、無理をしてでも笑顔をつくってみましょう。口角を引き上げるだけで笑顔になり、心から笑ったときと同じような効果があるそうです。タレントなど笑顔が商売の人は、30代、40代になっても20代に見える人が多いです。それだけ笑顔は人を元気にしてくれるのです。
 朝、笑顔でおはようとあいさつされると、とても気持ちがよいです。お家の人にご飯を用意してもらったり、友だちに助けてもらったりしたら、笑顔でありがとう、と言いたいですね。笑顔を見せない友だちがいたら、どうしたのかな、と相手を思いやって声をかける優しさがあると、学校生活がより温かなものになると思います。
 心と体を適度にリラックスさせ、思いやりや楽しい気持ちを連鎖させる「笑顔」は、本校になくてはならないものです。2024年もぜひ「笑顔」あふれるよい一年にしましょう。

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2023/12/22

2学期終業式

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 2学期はたくさんの行事がありました。体育祭・合唱祭という二大行事に始まり、生徒会役員選挙、創立30周年記念式典、2年職場体験、1年高齢者交流と本当に目白押しでした。声を出した応援、心を合わせた合唱、新しい全校のリーダーたちの決意表明など、生徒のみなさんががんばっている姿を見ることができ、本当に充実した学期だったと思います。
 学校生活を送るなかで、朝みなさんから先に元気よく、「おはようございます」とあいさつされると、とてもうれしいです。また、環境整備をしていたりすると、「がんばってください」とか「ありがとうございます」など、通りがかった生徒から声をかけられます。疲れが吹き飛ぶ思いです。
 また、今学期3年生のうちの何人もが、木曜朝に、公園や学校周りの歩道のゴミ拾いボランティアを行ってくれました。道行く人から感謝の言葉をもらったり、あいさつすることができました。いいなあと思います。
  今日はみなさんに、宮澤章二さんという詩人の書いた「行為の意味」という詩を紹介します。ACジャパンの公共広告に使われたこともあるので、知っている人もいるかもしれません。

「あなたの〈こころ〉はどんな形ですか と ひとに聞かれても答えようがない  自分にも他人にも 〈こころ〉は見えない

 けれど ほんとうに見えないのであろうか

 確かに〈こころ〉はだれにも見えない けれど〈こころづかい〉は見えるのだ それは 人に対する積極的な行為だから

 同じように胸の中の〈思い〉は見えない けれど〈思いやり〉は だれにでも見える それも 人に対する積極的な行為なのだから

 あたたかい心が あたたかい行為になり やさしい思いが やさしい行為となるとき  〈心〉も〈思い〉も 初めて美しく生きる
 それは 人が人として生きることだ」

 思っていることは、言葉にしたり、行動で示したり、笑顔で接したりすることではじめて、相手に伝わります。友だちが困っているときに助けたり、相談に乗ったり、そういう心づかいや思いやりが自然にできる人や笑顔で行動できる人はとても魅力的です。家族が疲れているときに気遣って優しく声をかけたり、肩をもんだりできる人はとっても素敵です。みなさんにはそんな、魅力的で素敵な人になってほしいと思います。
 明日から冬休みが始まります。冬休み中もぜひ、家族やまわりの人に温かい一言をかけたり、元気なあいさつができるといいですね。ではみなさん、よい年を迎えてください。3学期、また笑顔で会いましょう。

10:33 | 投票する | 投票数(1) | コメント(0)
2023/12/07

新入生保護者説明会

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 本日はお忙しいところ、ご来校いただき誠にありがとうございます。
  先月28日、学区校長会で、西の原小と原小の校長先生から6年生の様子をうかがいました。頑張ろうという意欲を持って中学校に入学し、活躍してくれるだろうと期待しています。本校は基本的に西の原小・原小の卒業生に、牧の原小の卒業生が加わって入学してきますが、それ以外にも新入生が入学する予定です。現在のところ新入生は男子110名、女子116名の合計226名、7クラス編成を予定しています。卒業する中学3年生が210名ですので、全校生徒がまた少し増えることになります。
 本校は教育目標に「社会に対応し、心豊かにたくましく生きる若者の育成」を掲げ、教育活動を展開しています。インフルエンザ等の感染症が流行を繰り返している中ですが、体育祭はご家族の参観に制限を設けず、通常通り実施しました。合唱祭は、会場の広さの関係で保護者の方の参観はなしとしましたが、体育館ステージ上ではマスクを外して歌うことができました。3年生の修学旅行も京都・奈良方面で実施し、2年生の自然教室も1泊の宿泊を体験することができました。授業参観や、生徒からボランティアを募った地域ゴミ拾いの奉仕活動も行いました。ぜひ本校ホームページをご覧ください。
 学習面では、公立高校の入試制度が変わって4年目を迎え、教育活動の基準となる学習指導要領も新しくなって3年目となります。自ら学ぼうとする態度を養い、基礎的な知識や技能を身に付け、その知識をもとにしっかり考えて判断し、それをアウトプットできる生徒に育てていきたいと思います。
 ただ、そのためには保護者のみなさまとの連携が不可欠です。しつけや生活習慣は家庭の責任とか、勉強のことは学校に任せたといった考えでは、子どもの健やかな成長は望めないでしょう。私たち教職員は、保護者のみなさまを、教育サービスを提供するお客様ではなく、子どもをともに育てる同志だと考えています。教職員と親御さんの垣根を低くして、ぜひ一緒に、これからの日本を背負って立つ子どもたちを育てていければと思います。何とぞよろしくお願いいたします。
 さて、みなさまにお願いしたいことは、親子の会話を大切にしてほしい、ということです。中学生になると思春期を迎え、人間関係などで悩みも出てくるかも知れません。今時の中学生の中には、親が毎日仕事をがんばっていることをよくわかっていて「親に心配をかけたくない」とストレスを一人で抱え込んでしまうような子もいます。でも、子どもが悩みを打ち明けてくれないことが、親にとっては一番心配ですよね。親子の会話を大事にし、お子さまの話をよく聞いてやってください。また、気になることがありましたら学校まで電話でご一報ください。
 ともに子どもを教え導く同志として、喜びも悩みも共有し、子どもたちにとって充実した中学校3年間にしていきたいと思います。よろしくお願いいたします。

18:28 | 投票する | 投票数(3) | コメント(0)
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