学校長より

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2025/03/24

修了式

Tweet ThisSend to Facebook | by:西の原中
 ずいぶん暖かくなってきました。春は花が一斉に咲き出す季節です。校舎の周りにはさまざまな花が咲き始めています。花を見ると心が和み、思いやりの心が育つとも言われます。また、花は自ら一生懸命咲き、虫たちを呼び寄せ、やがて実を結んで次の世代を生み出します。こうして命はつながっていくのです。
 それと同じように、学校のDNAを先輩から後輩へとバトンタッチするような連続性のある学校は、なんてすばらしい学校なんだろうと思います。西中がそんな学校であり続けてほしいなあとも思います。
 卒業式では、2年生が3年生の前ですばらしい歌声を披露してくれました。入退場での行動や立ち居振る舞いもよかったですよ。また、全校生徒で予行練習ができ、3年生一人ひとりが担任の先生に呼ばれて返した返事の清々しさやかっこよさを、みなさん感じとってくれたと思います。ぶっつけ本番の予行でしたが、中学校初の卒業式練習の中で、儀式を静粛に執り行おうと1年生もよくがんばりました。
 今日で今年度が終わりますが、4月の新年度・新学期には、2年生は卒業していった先輩たちのように、下級生の手本になり、行動で、背中で全校を引っ張ってください。1年生はもうすぐ新入生、後輩がやってきます。後輩ができて初めて先輩になります。西中の先輩として新入生を優しく導いてやってください。
 最上級生が最高学年としてのプライドを持ち、率先垂範する。その姿に下級生がかっこよさを感じて憧れる。そんな西中のよき伝統を、これからもつないでいってほしいと思います。

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2025/03/11

卒業式

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式辞
 暖かな春のひざしに包まれ、校庭の木々や花々も卒業生のみなさんの門出を祝福してくれるかのようです。本日この佳き日に、印西市教育委員会教育長職務代理者・寺田充良さま、印西市議会議員郡司俊紀さま、津田憲吾さまをはじめとしたご来賓のみなさまと、多くの保護者のみなさまにご出席いただき、印西市立西の原中学校第三十一回卒業式を挙行できますことを大変うれしく思います。
 保護者のみなさまは、この三年間で心も体も見違えるほど成長したお子さまの姿に、お喜びもひとしおのことと思います。心よりお祝い申しあげます。
 さて、二百十六名の卒業生のみなさん。ご卒業おめでとうございます。
 三年間を振り返ると、たくさんの思い出がよみがえってくることでしょう。新しい友達と出会った入学式。飯盒炊飯とウォークラリーの茨城県白浜校外学習。二年時には山梨県西湖畔で自然教室を実施し、青木ヶ原樹海散策や楽しいキャンプファイヤーで仲間との絆を深めました。最高学年となった今年度は、公共交通機関を利用して京都・奈良修学旅行に出かけました。幸い天候に恵まれ、計画した全ての活動をやりきり、宿舎では学年レクで大騒ぎ。楽しいひとときを過ごしました。
 普段の中学校生活では、タブレットを活用した授業に積極的に取り組みました。級友の意見を見て、聞いて、自分の考えを練り上げ、それを皆に伝えることでさらに学びを深めました。
 夏の総体や展覧会でも全力を尽くし、数多くの部活動が郡大会を勝ち進み、千葉県大会に出場しました。その中でさらに関東大会に出場したり、陸上競技や水泳競技で全国中学生大会に出場したり、マーチングの全国大会に出場するなど輝かしい成績を残した生徒もおります。これからさらに自分の可能性を広げ、さまざまな分野に挑戦してください。みなさんの活躍を楽しみにしています。
 学校行事では、夏よりも熱く、若さを爆発させた体育祭。実行委員や応援団が全校をリードし、走れメロスや応援合戦など、自分たちの手で体育祭を盛り上げました。また、「一曲入魂 記憶に刻むハーモニー」をスローガンに、絆を深めた銀杏祭。クラスみんなで声を合わせ、心を一つにして響きのある歌声を披露し、後輩たちのよきお手本となりました。
 授業をはじめ、生徒会活動や部活動、そして行事活動で本校を引っ張ってきたみなさんは、本校教育目標の「社会に対応し、心豊かにたくましく生きる若者の育成」、そして合い言葉の「常識と良識を持った生徒」を体現する卒業生です。これから、本校で培った力を基に、自分の夢に向かって突き進んでください。みなさんが将来独り立ちし、日本の未来に貢献する、立派な大人になる日を楽しみにしています。
 みなさんは今日、中学校の全教育課程を修了し、卒業します。これは自分の頑張りもさることながら、陰日向なく毎日みなさんを応援し、支えてくださった保護者のみなさまのおかげです。家に帰って、親御さんに卒業証書を見せて、ぜひ「卒業したよ、ありがとう」と伝えましょう。
 ご参列くださいました保護者のみなさま、お子さまのご卒業、誠におめでとうございます。
 お子さまたちは九年間の義務教育を、本日立派に修了しました。思春期の中学生は、反抗期で生意気にもなり、心配の種が尽きず、親として言葉では表しきれないご苦労もあったろうと拝察いたします。これまで三年間、絶えず本校教育にご理解とご協力を賜りましたことに、この場をお借りし、深く感謝申し上げます。どうもありがとうございました。
 最後になりましたが、ご来賓のみなさまには公私ともにご多用の中、本校卒業式にご臨席をたまわり、誠にありがとうございました。三年生が今日胸を張って卒業できますのも、地域のみなさまのおかげと感謝申し上げます。どうぞこれからも、本校卒業生を温かく応援してくださいますよう心よりお願い申し上げ、式辞といたします。
                    
     令和七年三月十一日
    印西市立西の原中学校長 臼井 昌章

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2025/02/28

予餞会

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 面白かったですね~。たくさんの楽しいエピソードがあったんですね。3年生のみなさんは1・2年生の出し物を通じて、3年間をとっても懐かしく振り返ったことでしょう。誰とは言いませんが、だじゃれを連発する先生がいたり、恋話をずっとしゃべっている先生がいたり、スベってしまう先生がいたり、それぞれの特徴をよくつかんでましたね。ショートコントの連発も笑いました。群読や合唱、ダンスや寸劇などの出し物も、音響や照明とマッチしていてよかったですよ~。招待状は一人ひとり別々のものが作られるなど手が込んでおり、飾り付けも華やかで素敵でした。美術部の特大ポスターは毎年楽しませてくれるし、吹奏楽部の演奏も豪華です。3年生のために、知恵を絞って楽しませる工夫をし、時間をかけて準備してくれた、生徒会本部や予餞会実行委員をはじめとした1・2年生のみなさんに、拍手を贈りましょう。どうもありがとうございました。
 この予餞会の仕上がり具合を見て、3年生のみなさんは、下級生が本当に成長したなあって感じたことでしょう。これから2年生が最高学年として西中を背負って立ち、1年生が中堅学年となってそれを支える姿が見えてくる、そんな素晴らしい会でした。
 校長として、1・2年生のみなさんの活躍を頼もしく思います。よくがんばりましたね。ありがとうございました。

 さて、とうとう予餞会が終わってしまいました。3年生のみなさんはさすがに観客としても一流で、大いに会を盛り上げてくれましたね~。今まで西中の顔として活躍してくれた3年生が、卒業していなくなってしまうのは、やっぱりさみしいですが、これからみなさんのがんばりが風の便りに聞こえてくるのを楽しみにしています。
 3年生のみなさんには、中学時代はよかったなあ、けれど今はもっといいぞという心持ちで、自分でつかみ取った次のステージでさらに活躍してほしいと思います。3年生のみなさん、卒業おめでとうございます。

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2025/01/07

3学期始業式

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 みなさん、明けましておめでとうございます。冬休みが終わり、2025年が始まりました。今年も去年に負けずによい年にしたいですね。今年もよろしくお願いします。
 早速ですが、今年・2025年、みなさんにぜひ心がけてほしいことが1つあります。それは何か、ぜひ当ててみてください。
 ヒント1・「明るくするものです」
 ヒント2・「いつもするものです」
 ヒント3・「先にするものです」
 ヒント4・「伝わるようにするものです」
  明るく、いつも、先に、伝わるようにするものは何でしょうか?勘のいい人はもうわかってきましたね。明・い・先・伝・・・頭文字をつなげてみると・・・そう、それは「あいさつ」です。
 みなさんぜひ、「明るく」、「いつも」、相手よりも「先に」、相手に「伝わるように」あいさつすることを心がけてください。これは訓練すれば誰でもできるようになります。会社に入るとあいさつから練習が始まります。体育会という、大学の部活動出身者が就職で強いのも、こうしたあいさつが徹底されているからだったりします。それだけ社会であいさつが必要とされ、重要視されているのです。
  あいさつは人の心と心をつなぐ役割をします。あいさつをすることで、気持ちよく1日をはじめたり、また明日元気で会おうねなどの気持ちを伝えたりすることができます。あいさつは毎日の生活の潤滑油であり、相手との心の距離を縮める不思議な力を持っています。
 まずは先生や友だちに出会ったときに「おはよう」とか「おはようございます」と声をかけましょう。頭でわかっていても、相手に伝わるようにあいさつするには何度もやってみることが必要です。ぜひ、うちの学校を気持ちのよいあいさつの声が響く学校にしたいです。うちの学校から、西の原の街にあいさつの輪を広げていきたいです。「明るく、いつも、相手よりも先に、相手に伝わるように」あいさつをしましょう。今年の目標です。よろしくお願いします。

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2024/12/23

2学期終業式

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 2学期はたくさんの行事がありました。体育祭・合唱祭という二大行事に始まり、生徒会役員選挙、2年職場体験、1年高齢者交流と本当に目白押しでした。声を出した応援、心を合わせた合唱、新しい全校のリーダーたちの決意表明、各部活動をはじめとした諸活動での活躍など、生徒のみなさんががんばっている姿を見ることができ、本当に充実した学期だったと思います。
 さて、明日から2週間の冬休みが始まります。クリスマスやお正月がくるので、ちょっと短い期間ですが楽しみですよね。もしかしたら田舎に帰省する人や海外に出かける人もいるかもしれません。日本は世界で60番目に広い面積を誇る国で、世界には190以上の国や地域がありますから、上位1/3に入っています。けっこう大きな国で、出かけるのは千葉とはまるで違う世界を見るチャンスです。私は北海道釧路市出身で、10才までそこにいました。夏休みは3週間余りしかありませんでしたが、冬休みは4週間弱ありました。私が幼い頃、今から50年も昔は温暖化なんて話は全くなく、とても寒かったのを覚えています。釧路市で経験した最も寒い気温が何度だかわかりますか?なんとマイナス27度。冷凍庫の中が大体マイナス18~20度ですから、それよりもよっぽど寒かったです。
 それだけ寒いとどんな遊びができるでしょうか?スケート、スキー、雪合戦、雪だるまづくり、かまくら作りなど、いろいろ考えられますね。ただし、雪合戦や雪だるま、かまくらなどはなかなか大変です。あまりに気温が低くて、雪が溶けず、かまくらやだるまどころか雪だまもできないのです。じゃあ、どうやって遊ぶか。決死の覚悟で手袋を脱ぎ、体温で雪を溶かして雪だまをつくってもせいぜい1個。それ以上はしもやけ、下手をすると凍傷になってしまうので危険です。
 ではどうするか。家からバケツで水を運んできて、雪の原にぶちまけるのです。すぐに固まってしまうので、とにかく急いでつぶてをつくります。もう雪だまの柔らかさは全くなく、ただの氷つぶて。石と同様です。それで雪合戦をやるのです。
 あたったらたんこぶは当たり前。あざや打ち身も必ずでき、血が出る場合もあります。そんなワイルドな遊びをしていました。ただ、スキー服のような厚手のジャケットやズボン、長靴、毛糸の帽子(銀行強盗のような目出し帽です)、マフラーなどを装備しているので、顔、特に目にさえ当たらなければ、大けがにはなりにくいです。そんな地域も、同じ日本にはあるんです。
 世の中は広いです。ぜひいろいろなところを旅して、自分で経験してほしいな~と思います。
 
 さて、そんな楽しい冬休みにするために、みなさんに1つお願いがあります。みなさんは耳にタコができているかもしれませんが、交通事故には十分注意してくださいということです。車が来ないだろう、と思って飛び出したり、渡ったりするのは危険です。この2学期、近隣住民のみなさんから、心配やお叱りの電話を受けています。自転車で自分勝手に走り回り、自動車の運転者が肝を冷やしたり、子供やお年寄りがひかれそうになってびっくりしたり、そんな人がいるようなんです。友だち同士楽しく語らいながら自転車に乗っていると、ついつい左右を気にせず道路を突っ切ってしまったり、一時停止せずに進んでしまったりすることがあります。でもそれは、とても危ない行為です。通る人や自転車をひきたい、と思って運転するドライバーはいません。でも、飛び出しや不注意な運転のせいで事故の加害者を生んでしまうかもしれないんです。自分も大事に、ドライバーや通行する人たちも大事にしてください。「私も大事、あなたも大事」です。車が来るかもしれないと思って用心して通行しましょう。事故のない、楽しい冬休みにしてください。よろしくお願いします。
 では3学期の始まる1月7日、元気なみなさんと会えることを、楽しみにしています。

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2024/12/13

新入生保護者説明会

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 本日はお忙しいところ、ご来校いただき誠にありがとうございます。
 本校は基本的に西の原小・原小の卒業生に、牧の原小の卒業生が加わって入学してきますが、それ以外からも新入生が入学する予定です。現在のところ新入生は男子116名、女子141名の合計257名、7クラス編成を予定しています。どのお子さんも、頑張ろうという意欲を持って中学校に入学し、活躍してくれるだろうと期待しています。卒業する中学3年生が216名ですので、全校生徒がだいたい1クラス分増えることになります。
 さて、本校の教育目標は「社会に対応し、心豊かにたくましく生きる若者の育成」です。この目標に向かい、がんばっている生徒の様子、具体的には授業や各種行事、部活動や生徒会活動、そして生徒ボランティアなどを本校ホームページにて紹介しています。ぜひご覧ください。

 学習面では、自ら学ぼうとする姿勢を養い、基礎的な知識や技能を身に付け、その知識をもとにしっかり考えて判断し、それをアウトプットできる生徒に育てていきたいと思います。
 ただ、そのためには保護者のみなさまとの連携が不可欠です。しつけや生活習慣は家庭の責任でしょうとか、勉強のことは学校に任せてあります、といった縦割り行政的な考えでは、子どもの健やかな成長は望めないでしょう。私たち教職員は、保護者のみなさまを教育サービスを提供するお客様ではなく、子どもをともに育てる同志だと考えています。教職員と親御さんの垣根を低くして、ぜひ一緒に力を合わせて、これからの日本を背負って立つ子どもたちを育てていきたいと思います。何とぞよろしくお願いいたします。

 さて、みなさまにお願いしたいことは、親子の会話を大切にしてほしい、ということです。中学生になると思春期まっただ中で、友だち関係などで悩みも出てきます。われわれがイメージするいわゆるいじめも残念ながらあります。ただ、いじめられたと感じたらいじめなので、思いのすれ違いから起こるものもあります。必ずいじめは起こりますが、われわれ教職員や保護者のみなさまが間に入ると解決しやすいです。
 養護教諭からよく、今時の中学生の中には、「親に心配をかけたくない」とストレスを自分一人で抱え込んでしまうような子もいると聞きます。親が家族のために毎日仕事に励んで疲れていることをよくわかっているんですよね。でも、子どもが悩みを打ち明けてくれないことが、親にとっては一番心配です。親子の会話を大事にし、お子さまの話をよく聞いてやってください。また、気になることがありましたらどうぞ学校に電話でご一報ください。

 ともに子どもを教え導く同志として、喜びも悩みも共有し、子どもたちにとって充実した中学校3年間にしていきたいと思います。よろしくお願いいたします。

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2024/12/09

高齢者との交流会

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 中1の生徒のみなさんは現在、12才から13才ですよね。私は今56才ですから5倍近い開きがあります。そしてここにお集まりのみなさまとは、それ以上の開きがあると思います。
 生徒のみなさんが一人ひとり違う歴史を持っているのと同じように、今日の交流会に集まってくださったみなさまはそれぞれ長い歴史をお持ちです。今まで、自分の人生を歩まれる間に、私たちが想像もつかないような体験をされたことと思います。高齢者のみなさまは過去何十年もの間、それぞれの職業や役割に就いて、社会のために尽くして、家族のために働いてこられました。今の私たちが便利に暮らし、安心して学校生活を送ることができるのも、実は高齢者のみなさまのおかげなんです。
 今日はそんな、近隣にお住まいの高齢者の方からさまざまなお話をうかがい、一緒に楽しく活動することで、西の原地区でともに生活する仲間として顔見知りになろうというよい機会です。
 縁起でもない話ではありますが、日中大地震など何らかの自然災害が起きたときに、中学生と高齢者のみなさんは、助け合い、この辺り一帯を支えることのできる一番の地域住民なんです。みなさんよりも幼い小学生以下は、まだ力もないし、判断力も十分ではありません。みなさんよりも年上の高校生以上からみなさんの親世代は、日中は仕事に出かけたり、学校に行ってたりしていて、近くにいないことが多いです。ですからここにいるみなさんが、一番の戦力なんです。中学生と地域の高齢者が協力して、そういえば交流会の時に知り合った方がこのあたりに住んでいたはずだよな、大丈夫かな、ちょっと訪ねてピンポンしてみようかとお互いの安全を確かめられるようになるとすばらしいですね。いきなりはそうなりませんから、今日はその第一歩として、道で出会ったときに「こんにちは」とか「この間はどうも」などとあいさつを交わせる中になりましょう。
 今日は短い時間ですが、高齢者のみなさんと大いに仲良くなりましょう。よろしくお願いします。


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2024/10/22

生徒会任命式

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 先週の銀杏祭、全校生徒のみなさんの歌声はすばらしかったです。どのクラスもすばらしい響きでした。学年が上がるにしたがって、声の深さや厚みが広がり、さすが上級生だなと感じさせる合唱でした。1年生は2・3年生の、2年生は3年生の歌声を聞いて「ああ、かっこいいなぁ。来年は自分たちも、あの歌声を超えたいな。」と感じたことと思います。3年生が全校を引っ張り、1・2年生がそこについていって盛り上げる、とてもよい流れができていると思います。
 1か月近く前の話になりますが、体育祭ではクラス対抗全員リレーがありました。バトンパスで順位が入れ替わったり、ドラマがありましたね。バトンがスムーズに受け渡されると、とても気持ちよく走ることができます。
 生徒会活動も、今日正式に3年生から1・2年生にバトンタッチされました。3年生が築き上げてきた西の原中のよき伝統を受け継ぎ、新役員のみなさんが新たな風を入れて、自分たちのオリジナルの色を加え、本校をさらに発展させていくことを期待しています。
 西中生徒会にとって、生徒はお客さんではありません。生徒会は会長や本部役員だけの名称ではなく、生徒全員が生徒会員なのです。生徒みんなが西中をつくり、支えている一員で、「生徒会活動の主役はあなた」なんです。
 全校生徒がそれぞれの力を少しずつ発揮して力を合わせ、新役員のみなさんが中心となってその力をまとめ、今の西中もよいけれど、これから本校をもっとすばらしい学校にしていきましょう。期待しています。

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2024/10/18

銀杏祭

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開会式
 まずはじめに、本日、審査をしてくださる先生を紹介します。岸國雄先生です。岸先生は長らく中学校現場で合唱を指導なさり、また現在は、佐倉市立南志津小学校で教頭先生としてもご活躍なさっています。本日はどうぞよろしくお願いいたします。
 さて、720名の全校生徒を前に歌うなんて、ドキドキしますね。ドキドキしたり、ワクワクしたり、そんな経験ができる幸せを感じながら、ぜひ練習で培った力を存分に発揮してください。
 今日の銀杏祭に至るまで、各クラスとも曲を作り上げる上でさまざまな困難を乗り越えてきたと思います。誰もが最優秀賞をめざして練習に取り組んできたと思いますが、賞ではなく、全員が協力して一曲にまとめ上げたその道のりこそが、実は一番大切です。賞などの記録よりも、記憶に刻まれる、そんな合唱にしてほしいと思います。
 今年の銀杏祭スローガンは、「一曲入魂~記憶に刻むハーモニー~」です。これから先、カラオケなど個人で歌を楽しむことはできますが、みんなで合唱する機会は学生時代しかありませんし、もしかしたら中学を卒業したら二度と経験しないかもしれません。。今日はクラスの声を一つに合わせ、みんなの思いをまとめて心を一つにして歌ってほしいと思います。この仲間と歌える、このメンバーならではのハーモニーを心に刻んでください。最高の歌声を響かせ、すばらしい合唱祭にしてほしいと思います。期待しています。


閉会式
 入賞した学級のみなさん、おめでとうございます。しかし、みなさんが閉会式が始まるのに合わせて着席しても、なかなか始まらなかったことで気づいたでしょうが、審査が難しく長引きました。どのクラスもすばらしい響きがあり、甲乙つけがたかったのです。それでもコンクールですから、ほんの髪の毛一筋ほどの差をつけざるを得ませんでした。これは3年生だけでなく、1年生も2年生も接戦でした。どの学級の合唱も、本当に心に残るすばらしい歌声だったと思います。いつかクラス会を開いて振り返ったときに「俺たちの歌がよかったよな」と思い出すことのできる、そんなすばらしい合唱でした。
 特に3年生は、さすが最上級生、これぞ最高学年の歌声でした。後輩たちに西中のよき伝統を身をもって伝えてくれました。ありがとう!
 合唱は一人ではできません。歌が得意な人も、苦手な人も、みんなで歌ったことが大切なんです。練習を重ねる中で、仲間と強い絆が出来ただろうと思います。合唱祭は終わりましたが、1・2年生のみなさんは、来年2・3年生となったときに、この3年生の歌声に勝るとも劣らない、さらに素晴らしい合唱をめざしてほしいと思います。
 本当にすばらしい響きで、至福の一日を過ごしました。どうもありがとうございました。

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2024/10/11

生徒会役員選挙・立会演説会

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 生徒会活動の1つである各部活動で、新人戦が始まっています。すでに陸上競技部・野球部・ソフトテニス部・バスケットボール部・バレーボール部が郡大会そして県大会を終えました。今はサッカー部が勝ち進んでいて、これから剣道部、バドミントン部、卓球部が郡大会を迎えます。吹奏楽部は県合奏フェスに出場しますね。どの部も新チームとして、1・2年生が活躍しています。
 生徒会活動の本流も、いよいよ1・2年生に引き継がれる時期となりました。現生徒会役員のみなさんは、今まで1年間、あるいは2年間、うちの学校の顔として、西中の代表としてさまざまな場面で活躍してくれました。よくがんばりましたね。ありがとうございました。
 生徒会活動は、自分たちの生活を自分たちの力で改善しようという自治活動です。そして、みんなのために働くという奉仕・ボランティアの側面を持っています。そんな活動をやってみようと、立候補したこの9名のみなさんの志はすばらしいです。それぞれ、今もよいのだけれど、西中をさらによい学校にしようと決意して、うちの学校の代表を目指しています。投票するみなさんはその思いをしっかりと受けとめ、どのリーダーの下で力を合わせるか、よく考えてください。投票したら終わりではなく、選挙権を持つみなさんには、選ばれたリーダーに協力していく責任があるのです。
 新しいリーダーを中心に、みなさんが「社会に対応し、心豊かにたくましく生きる若者」として立派に成長していくこと、本校の生徒会活動を一層活発にし、「常識と良識」を兼ね備えたさらに素晴らしい西中にしていくことを期待しています。よろしくお願いします。

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