保健室前の七夕飾りももう満タンになってきました。私は総体やコンクールでみなさんが活躍することを願っています。
今までに何回か、いくつかの部活動の試合や発表を見に行きました。ああ、みんながんばっているなぁ、若いっていいなぁ、と感じました。
私から精神面について2つ、アドバイスしたいと思います。
「練習は試合のように、試合は練習のように」取り組むことです。練習で培ってきたもの以上のことは、出すことができません。みなさんは定期試験などで経験がありますよね。今までの努力の成果を出すのが大会やコンクールであり、展覧会です。あと数日となった普段の練習を「本番だと思って」やりましょう。この一球、この一本は唯一無二だと思って練習してください。
もう一つは、勝とう、勝とうと考えすぎないことです。大会では試合の度に、勝敗がつきます。しかし、優勝者を除いてどのチームも個人も必ずどこかで負けます。ずっと勝ち続けられる人も、無敵のチームもありません。だから闇雲に負けを恐れる必要はないんです。それよりも普段の練習と同じように、走り抜き、動き回って、がんばることが大事です。勝とう、勝とうと気負い過ぎず、「走ろう・動こう・やりきろう!」と声をかけ合い、自分の力を全て出し尽くしましょう。負けそうになったときにもあきらめず、「こういう状況こそ燃えるし、ドラマチックな展開にしてやる」と開き直ってみましょう。結果は後からついてきます。
一生懸命に挑戦し、やり抜いた経験は、何物にも代えがたいです。結果はどうあれ、選手や代表のみなさんが清々しい表情で、胸を張って大会やコンクールを終えることを期待しています。 それではみなさん、健闘を祈ります。頑張ってください!