教育目標
「豊かな心を育み,自ら学び,たくましく生きる子どもの育成」を受けて,本校では
確かな学力の推進のために,様々な方策をとっています。その一つが
問題解決型学習の推進です。
3年生のあるクラスで,子供たちが一生懸命学習していたのですが,机の上に出ている教科書やワークがそれぞれ違っていました。ん?どうして?
よくみると,それぞれ自分で学習課題を考えて,取り組んでいたのです。
〇学習課題「わり算の問題をつくってみよう」
〇学習「パイが81こあります。1人に9こずつ分けると何人に分けられますか。」
〇まとめ「いっぱいわり算の問題をつくったからみんなにといてもらいたくなりました。」
〇学習課題「せかいのこっきをかいてみよう」
〇学習課題「3けた+3けたのひっさんと,3けた-3けたのひっ算をしよう」
〇まとめ「3けた+3けたも,3けた-3けたも,2けたのひっさんとやり方は同じ。」
〇学習課題「れきしについてしらべよう」
〇学習「まずはじだいのじゅんじょ。れい和→へいせい→しょうわ...」
どの児童も,自分で決めた課題なので,とても真剣に取り組んでいました。
これからの複雑化・多様化する未来を切り拓いていくためには,子供たちは与えられた学習をするだけではなく,自分で課題を設定し,解決していく力が必要となってきます。小倉台っ子は早いうちからこのような自主的な学習サイクルを持ち,主体的に学びを深めていける課題解決型学習に取り組み,そういった力を身に付けていきます。