運動会が終わりました。たんこすの子どもたちも,よく練習を頑張りました。
本番の日,良い天気の中,練習の成果が出せました。
児童席にいたとき,素敵なことが起こりました。児童係をしていたある子が,
「よ~し!俺も応援する!!」
と,応援団に混ざって熱い応援を始めたのです。
本当は大勢人がいる場所や大きな音,ましてや土の上で裸足なんて,とても苦手なのに,
一生懸命に声を出す応援団の人たちに心を動かされて,憧れて,一緒に応援せずにはいられなかった様です。
それを見ていた,児童係の子たちと応援団の子たちの,温かい笑顔が今も忘れられません。
「児童係でしょ!ちゃんと自分の仕事しな!」でもなく,「きみは応援団じゃないでしょ!」でもなく・・・
「なんか,馴染んじゃってるね!」と,受け入れてくれたのです。なんて素敵な原小の子どもたち。
係や学年関係なく,近くにいた子たちで応援が始まりました。
紅組は負けてしまったけれど,応援賞をもらえました。
児童係なのに応援団みたいに応援しちゃったこの子と,それを笑顔で受け入れてくれた紅組のみんなの気持ちが,
一役かっていたに違いないと思っています。