7月9日(月)、3年生全員を対象に、千葉県助産師会から助産師の白井祐子先生をお招きして、性教育講演会を実施しました。心身ともに成長し、思春期まっただ中の中学校3年生に、性に関する正しい知識を身につけさせるために行う本校独自の行事です。写真で紹介します。

衛生委員会が運営します。

体育館に3年生全員が集まり、授業を受けました。

講師の白井祐子先生です。

このテーマで講演して下さいました。

暑い中ですが、姿勢良く先生の話を聞いています。白井先生もほめて下さいました。

まずはじめに、生徒一人一人に渡された封筒に入っている小さな紙に開けられた穴についての質問です。


照明にかざして見ています。とっても小さな穴が開いていました。これが「受精卵」の大きさなんです。小さいんですね。

そして封筒から豆を出すよう、指示がありました。この豆の大きさは?
そうです、お母さんのおなかの中で、6週間くらい経ったみなさんの大きさなんです。
こうしたお話しから、性について様々なお話しが始まりました。

私たちはこんな確率で誕生してきたんですね。

そんな奇跡的な確率で生まれてきたことを知り、不思議な気持ちを抱いています。

お話しは進んで、性の男女差について、ずいぶん違いがあることを教えて下さいました。

男子と女子では、考え方や感じ方に大きな違いがあります。

3年の先生方が、寸劇で男女の考え方・感じ方の違いを演じてくれました。

熱演です。

生徒から、思わず笑顔がこぼれます。

先生方のおかげで、「自分だったらどうするだろう?」と考えることができました。

最後に、二人の愛の結晶、おなかの中にいる赤ちゃんの映像を見せていただきました。

自分もこのような赤ちゃんだったんだ、と感じています。

そして、産みの苦しみ。

自分を生んでくれたお母さん、そしてお父さんに感謝します。

生徒を代表して、衛生委員長が白井先生に対し、お礼の言葉を述べました。

白井先生もしっかり聞いて下さっています。

全員で白井先生にお礼のあいさつをして、性教育講演会が終わりました。
命の不思議さ、命の大切さ、そして男性と女性との違いについて学んだ貴重な時間でした。ぜひご家庭でも、父親の立場、母親の立場から、それぞれのお子さんが生まれてきた時の親の気持ちや、生まれてからの様子をお話し下さい。また、愛についてや、男性と女性の違いについてもこの機会に話題にしていただければと思います。