本日6月26日(水)10:00~、本校会議室にて第1回原山中学校ハツラツ家庭教育学級を実施しました。
まず、学級委員さんの司会進行で開校式を行いました。
続いて家庭教育シアターフォーラム「いじめゼロ宣言」です。市の家庭教育指導員・小島洋子先生を講師にお招きし、ご指導いただきました。
11名の保護者のみなさまが参加してくださいました。
みんなでいじめについてのDVDを視聴します。
神奈川県のいくつかの中学校の様子や事例を視聴しました。学校の教師が気をつけるべき点や、神奈川の学校で行っている実践例の紹介もありました。
これは、ご家庭で親御さんが気にしてほしい、いじめられている子どもの兆候です。
映像の中には、神奈川県の教育センターの方の授業もありました。自分にとって嫌だ、と感じたり、がまんの限界と思われる「境界」をあいまいにしてしまうと、「自尊心」が傷ついたり、無くなってしまうというお話しがありました。だから、親しい相手に対しても「それは嫌だ」「やめてほしい」と伝えることは大事なんだよ、と子どもたちに伝えていました。
DVD視聴の後、学級生のみなさんは2つの小グループに分かれて、わが子や知り合いの子どもの様子、いじめについての感想や意見を交換し、情報を共有しました。
SNSで仲間はずれにすることや、友だちの写真を勝手にアップしてしまうことも嫌がらせ・いじめだよね~、と話題になりました。
各ご家庭さまざまな約束事や、子どもへの言葉かけ、どんないじめに気をつけたりしているか等、話が弾みました。
小グループでの話し合いの後、小島先生の講話がありました。肩肘張ったお話しではなく、身近な例を挙げながら、まず「子どもを守る」ことを第一に親はわが子に接してほしいというお話しがありました。時には脱線し、学級性から笑いがもれることもありました。
最後に、「わたしのいもうと」という絵本を読んでいただきました。
転校をきっかけにいじめにあい、学校に登校できなくなり、引きこもってしまうというお話でした。最後にはこの子は亡くなります。つらい、とても悲しいお話でした。学級生の方から涙がもれていました。こんなことがあってはいかん、と誰もが強く感じました。
いじめについて、改めて深く考える時間になりました。参加されたみなさん、そして小島先生、ありがとうございました。
ハツラツ学級終了後学級生のみなさんには、子どもたちの普段の生活や授業の様子を、参観いただきました。
1年生の保護者のみなさんが中心でしたので、3階をまわっていただきました。
音楽室にも入りました。3才のかわいらしい参観者に、生徒たちからも歓声が上がっていました。
川越校外学習の壁新聞や、先生方が撮影した写真なども見ていただきました。
今回を含め全7回の家庭教育学級を予定しています。みなさんぜひお誘い合わせの上、ふるってご参加ください。たくさんのご参加をお待ちしております。