本日12月10日(月)13:30より、本校体育館にて全校道徳「大野靖之学校ライブ」を実施しました。
これは本校父母と教職員の会主催の研修行事です。本校では毎年、父母教会費から少しずつ積み立てし、3年に1度研修行事を行う計画があります。今までは安全を考える行事として、「スケアード・ストレート」を実施してきました。しかし他の文化的催しもよいのではないかと考え、今回の企画となりました。
今回は「歌う道徳講師」として有名な大野靖之さん(やっくん)をお招きし、100分にも及ぶ学校ライブを実施することができました。とても楽しく、思い出深い時間となりました。写真で振り返ってみましょう。
舞台は整い、静寂の中でライブの開始を待ちます。
ウィークデーの日中で、お忙しい中だったと思いますが、保護者のみなさまも参観に来てくださいました。
全校生徒がそろい、大野さんを拍手で迎えます。
ピアノの弾き語りで、ライブが始まりました。
軽妙なトークで、生徒を徐々にほぐしていきます。
今度はギターを片手に弾き語りです。
さすが!の演奏。かっこいい~。
熱い歌声。
会場の雰囲気もずいぶんノッてきました。やっくんに続いて、みんなも歌い始めました。
するとやっくんが、ステージを降りてきました。
生徒たちの目の前に!
どんどん生徒たちの中に入っていって・・・
一緒に歌っているうちに・・・
一人の生徒に白羽の矢を立てました。
なんと、それまで弾いていたギターをかけてくれたのです。
驚いたことに、彼はギターが得意な生徒でした。
何の前振りもなかったのですが、生徒の演奏をバックに、やっくんとみんなで歌います。
やっくんもノリノリです。
今度はやっくんのピアノ伴奏をバックに、生徒がメインで歌います。
彼も熱唱!
生徒たちも先生方も大ウケ。大興奮でした。
彼はやっくんに気に入られ、誘いを受けてなんと、ワンマンライブに挑戦です。
やっくんは舞台を降りてしまいました。
急なムチャぶりにも、全く動じることなく、なんと1曲披露してくれました。
これにはやっくんもびっくり。温かく見守ります。全く打ち合わせなく起きたハプニング。こんな経験は972回の学校ライブの中で、初めてのことだそうです。これがライブの面白さかもしれませんね。
その後やっくんは、歌とともにさまざまなエピソードを話してくれました。歌い始めたきっかけや、初めて作詞・作曲した曲も披露してくれました。
そんな話の途中で、
夢を持っている人はいますか?の問いにたくさんの手が挙がりました。でもやっくんは、手を挙げていない人の中にも、心の中で挙げている人もいるだろうと話していました。
「何かになりたい」「こんな職業に就きたい」だけが夢ではないこと、ほんの少し先の未来に「こんな恋人がほしい」とか「こうしたい」と考えることが夢なんだと伝えてくれました。
そして何より「夢は口にした時から叶いはじめる。だから絶対に周りに話してほしい。」という言葉が印象に残りました。
そして亡くなったお母様に捧げる歌。
聴いているこちらが、切なく、悲しくなりました。
夢を持つことの大切さ、命のはかなさ、親のありがたみなど、ライブの間にさまざまなことを感じさせてもらいました。
生徒の代表がお礼の言葉を述べ、感謝の花束を贈呈しました。
貴重な時間をプレゼントしてもらいました。やっくん、本当にありがとうございました。
生徒のみなさんの心には、何が残ったでしょうか。
早速やっくんのブログに、今日の原山中学校ライブのことが載っていました。興味のある人はちょっとのぞいてみてくださいね。
大野靖之オフィシャルホームページ